工学部 情報工学科

津田伸生 研究室

TSUDA NOBUO
LABORATORY

PCクラスタ技術で世界中のコンピュータをネットワークでつなぎ超高速計算能力を実現

膨大な情報を効率よく分析・解析するため、世界中のコンピュータをネットワークでつなぎ、情報処理を分担させる試みが行われている。これを支えるのが「PCクラスタによる高並列処理」であり、マルチメディア情報処理などへの応用も可能だ。研究室では40台以上のサーバをネットワークで接続し、分散型並列計算機の技術研究に取り組む。

キーワード

  • 並列処理技術
  • PCクラスタ
  • 分散型並列計算機

ニュース&トピックス

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研究紹介

RESEARCH

機能拡張が容易な組込みプロセッサと可視型開発環境

研究内容

これまでに開発した組込みプロセッサ基本版NT-ProcessorV1(図1、2)の命令セットは23 命令、それをCコンパイラ対応に拡張したNT-ProcessorV1plus は42 命令を使用している。これらのプロセッサはいずれも8個の機能モジュールからなり、レジスタ・レジスタ間でデータ操作を行う機械命令は4クロック/サイクル、レジスタ・メモリ間でデータ操作を行う機械命令は6クロック/サイクルで動作する。20MHz クロックまでの動作確認済み。現在は、可視型Cコンパイラで実現した配列変数アクセス機能、ポインタアクセス機能を利用してさらに機能拡張を行い、プロセッサに対して、画像符号化など繰り返し演算が多用される処理をモデルに、同一命令の繰り返し回数自動カウント機能、メモリ内ワードへのアクセス時アドレス自動歩進機能を組込んで、命令実行ステップ数削減効果を評価している。また、メインメモリを複数バンク化し、命令パイプラインでシーケンス制御を行うバージョンとその実行内容可視型エミュレータの開発を検討中。

高並列計算機の冗長構成法に関する研究

仮想空間を用いた知的通信システムに関する研究

教員紹介

TEACHERS

津田伸生  教授・博士(工学)

石川県金沢二水高校出身

略歴

金沢大学工学部電子工学科卒。同大学大学院工学研究科修士課程(電子工学)修了。日本電信電話公社入社、同武蔵野電気通信研究所電子装置研究部調査員、NTT情報通信処理研究所知能処理研究部主幹研究員、同情報通信研究所知的通信処理研究部主幹研究員、早稲田大学理工学総合研究センター客員助教授(出向)を経て、1998年本学教授就任。

専門分野

専門:コンピュータシステム、組込みシステム、マルチメディア情報システム
論文・著書:高並列ハードウェアの冗長構成法に関する研究(学位論文)、Fault-Tolerant Processor Arrays Using Additional Bypass Linking Allocated by Graph-Node Coloring

横顔

大学時代はワンゲル部に所属していたそうで、山の経験で増長された北陸人特有のねばりが活動の信条になっているようです。対人的には温厚かつフランクなようです。また、年一回は国際会議に出かけていて外国の知人も多いようです。ただし学問に関しては理論を重視するタイプなので、講義などでは多少厳しい面があるかも…。

趣味

渓流釣り、山歩き、園芸

近況

LSIの興隆期から現在の分散コンピューティングの時代にかけて、主に情報システムの機能集積の在り方に関する研究を進めてきましたが、5年以上価値を失わない技術を確立するには、オリジナルな基礎技術の積み上げが大切なことを今なお痛感しています。

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