情報フロンティア学部 メディア情報学科

鎌田洋 研究室

KAMADA HIROSHI
LABORATORY

臨場感のあるコミュニケーション技術で世界の人々のこころを結ぶ

思いや考えがなかなか伝わらない、教材などの書籍がすぐにわからないなど、もどかしい思いをしたことはないだろうか。研究室では人々がスムーズに理解しあえるコミュニケーションシステムやわかりやすく意欲を持続できる学習システムの実現をめざしている。人々が一斉に挙げたカードを映像処理技術によりデジタル認識するコミュニケーションシステムやグラフィックスを通じてわかりやすく対話的に学ぶ学習システムを開発している。

キーワード

  • コミュニケーション
  • 学習システム
  • 映像処理
  • グラフィックス

ニュース&トピックス

NEWS & TOPICS

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研究紹介

RESEARCH

双方向コミュニケーションシステム

研究内容

多数の人々があげた色カードをカメラでとらえて自動集計するシステムを実現している。すでに、授業で多人数の学生と教員のコミュニケーションに活用している。上映作品のストーリを観客が色カードをあげることで選択して楽しむシステムにも応用している。

色彩学習システム

研究内容

色彩をコンピュータで効率よく学習できるシステムを研究している。3次元の色空間において、色相(色合い)、彩度(鮮やかさ)、明度(明るさ)の様々な条件を指定して、色を表示できる。このことにより、色の間の関係を把握することができるので、体験的に色について学習できる。

錯視シミュレーションシステム

研究内容

錯視現象を様々な条件をコンピュータで指定して体験することで学べるシステムを開発した。錯視シミュレーションシステムは、色や動きなどのパラメータを自由に変更して錯視現象をシミュレーションするシステムである。幾何学的錯視、明暗の錯視、色彩の錯視、形の錯視、運動錯視の5つのカテゴリから15種類の錯視現象をシミュレーションすることができる。エビングハウス錯視のシミュレーション画面例を図に示す。大きさが一定の黄色の球の周りの、白い球の大きさ、数、位置について左右で違えて2通り表示した例である。エビングハウス錯視とは、大きな球に囲まれた球は小さく、小さな球に囲まれた球は大きく見える錯視である。図では黄色の球について実際は同じ大きさであるが、左の球が右の球よりも大きく見える。

ビジュアルプログラミング学習システム

研究内容

プログラムで作成したCGや画像を正解と自動比較することで、プログラミングを学習するシステムを研究している。プログラミングの結果と正解との相違を目で見て体験することで、プログラミングを視覚的によく分かり身につけることができる学習システムである。

明るく健康になり、相互理解を促進するコミュニケーションシステム

研究内容

・運動不足、生きがいの喪失、コミュニケーションの質の低下という問題を解決するために、下記のシステムを研究している。
 1)身体パフォーマンスへのポジティブなフィードバックシステム:人の動きや音声の身体パフォーマンスをカメラやマイクで捉えて、人がプラスの刺激を受けるイメージや音響に変換して呈示するシステムを研究している。介護予防、エデュテイメント等の分野に応じたシステムの要件を明確にした。
 2)意思疎通が密に行える臨場感コミュニケーションシステム:インターネットで世界中の人のこころをむすぶことを目標に研究を進めている。人がコンピュータを媒介にして円滑にコミュニケーションするために、2.1)顔の表情や手振り身振りを含む直感的なコンピュータへの入力方式、2.2)人の感性にマッチした分かりやすく現実感のあるメディア表現、2.3)実際には遠く離れていても、まるで傍にいるかのような臨場感のある映像インタフェース、2.4)本人が不在の場合でも、本人のように応答できるコンピュータ秘書の研究を進めている。

教員紹介

TEACHERS

鎌田洋  教授・博士(工学)

京都府東舞鶴高校出身

略歴

静岡大学理学部数学科卒。広島大学大学院理学研究科数学専攻博士課程前期修了。大阪大学より博士(工学)を授与。(株)富士通研究所を経て、2009年本学教授就任。

専門分野

専門:画像理解・ロボットビジョン・文書認識・パターン認識、コンピュータグラフィックス、ヒューマンインタフェース、教育工学。
論文・著書:論文「3次元移動物体の運動と形状の同時復元方式」「就労継続に向けた工学教育の考察と取り組み」他。共著書"Vision-based Vehicle Guidance"。
受賞:第23回、第24回画像工学コンファレンス優秀ポスタ賞(1992,1993)。
第9回NICOGRAPH論文コンテスト佳作論文賞(1993)。
その他専門情報:技術士(情報工学部門)。特種情報処理技術者。シニア教育士(工学・技術)。

横顔

科学技術には、強固な理論と効果の実証が不可欠である。理論化では学生時代から培った数学的考え方を役立てている。実証では社会貢献のために人に役立つことを定量的に測定することを心がけている。また、教育や研究の現場において提案と評価を繰り返すことを心がけている。

趣味

1)読書(科学技術、文学、マネジメント)。人との関わりがある内容の読書を好む。2)芸術鑑賞(映画、美術、音楽)。3)スポーツ(テニス、ジョギングなど)。池の平セミナーハウスでの研修で学生とのテニスを楽しんでいる。

近況

グローバル化の中で日本固有の文化こそ日本人の立脚点と捉えている。名所旧蹟が豊富な北陸地方に住む機会を貴重なものと思っている。金沢や白山の地で日本文化の奥深さを噛みしめている。北陸地方について、学生と会話することを楽しんでいる。

オリジナルコンテンツ

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