情報フロンティア学部 経営情報学科

加藤鴻介 研究室

KATOH KOHSUKE
LABORATORY

ITと経営手法による地域活性化、ゲーミフィケーション学習、医師や生産計画専門家知識の見える化

経営手法を用いた地域社会の活性化研究、ゲーミフィケーションによる学習能力向上、医師や生産計画専門家の知識を抽出し問題解決と新たな知識創造的仕事につなげる方法の研究、ビジネスデータ分析、スマホ・アプリの研究と開発、金沢マラソンの走者・ボランティア・観客の本格的アンケート調査データ分析、などを、プロジェクト・マネジメント技法と組合せた実践的研究として行っています。

キーワード

  • 金沢マラソンのデータ分析による地域活性化
  • ゲーミフィケーションと学習システム開発
  • ITと経営手法による大病院の業務改善
  • 専門家知識の見える化と共有化

ニュース&トピックス

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研究紹介

RESEARCH

金沢マラソン参加者(走者・ボランティア・沿道観客)への総合アンケート調査とデータ分析による評価

研究内容

第1回開催となる本格的マラソンとしての金沢マラソン2015の実施において、約12000人の走者から5000人余り、約5500人のボランティアの内1500人余り、また、500人余りの沿道応援観客への総合的なアンケート調査を実施した。内容は満足感、達成感、一体感を多面的に調査分析し、主に定量的な評価を行った。定性的な調査結果と結びつけることによって、次年度以降への改善内容も明らかにできた。

BSCを主とする経営手法を用いた、過疎化対策の戦略マネジメントと地域全体連携に関する研究

研究内容

停滞する過疎地域における観光地域づくりに対しても、経営的な視点や手法を用いることが有効であり、新潟県山間部のある地域の過疎化問題に対し、バランス・スコアカード(BSC)などの経営手法による観光地域づくりと、民間組織を含む多様な主体の連携を計画提案し、戦略的マネジメントの実行を可能とするプロジェクト研究である。BSCと戦略マップの活用による全体戦略の立案、KANOモデル、ケーパビリティモデル、観光客行動プロセスモデルを使った具体的施策を計画し、実行に繋げた。

ゲーミフィケーションによるeラーニングシステムの開発と学習の効果向上についての研究

研究内容

ゲーミフィケーションは、学習や知識習得の促進にゲーム要素を取り入れることが有効とされる。学習意欲向上に関する先行研究等の資料から、ゲーミフィケーションの機能開発及び改良開発を加え、当学授業内で導入し効果検証を行った。ゲーミフィケーションと学習効果との因果関係を明らかにするために、ユーザをそれぞれが持つ特性によって分類し、学習意欲と学力各々の推移から、ユーザ特性別の学習効果向上の要因を明らかにした。学習意欲は複数回のアンケートで測定し、学力分析にはゲーミフィケーションシステム内の練習問題成績を用いた。開発システムはこれらの目標に対して一定の効果を出すことが確認できた。

大規模病院における病床管理プロセスの改善

研究内容

石川県内にある総合病院である金沢医科大学病院(以下K病院)における病床管理業務を対象に、経営上の改善を主にITにより解決を図った。
入退院記録分析により、2007年から2012年の間に、病床稼働率は向上していたが、患者数が増えたわけではなく、また具体的な病床運用方法が改善したためでもなく、「看護配置」への対応による病床数削減によるものであり、経営改善的要因により向上したわけではない。よって、本質的な向上には新たな改善が必要であることが分かった。
次に、病床管理に携わる役職の方々にインタビューを行い、業務プロセスを調査し分析した結果、電子化により効率化できる部分が明らかになった。病床管理に必要な情報には「予定情報」と「確定情報」が存在し、前者が現行の電子カルテシステムでは扱うことができないために、紙媒体や内線を用いた業務を行っているのである。K病院においては、既存の電子カルテシステムに「入院予約管理機能」を拡張することにより、この実現が可能となった。
最後に、入院予約管理機能実現に向け、画面設計及び必要な項目の調査のためプロトタイプを用いた概念実証を行った。その結果、たたき台となるレベルの画面利用イメージを作成できた。項目については診療科ごとに独自の追加情報があることが判明したので、実現の道筋をつけることができた。

教員紹介

TEACHERS

加藤鴻介  教授・博士(工学)

東京都西高校出身

略歴

東京大学工学部機械学科卒。大手重電機械企業で数年設計エンジニア、日本IBMおよびIBMビジネスコンサルティングサービスに勤務。SE,SE管理者、企画管理職、主席コンサルタント、パートナー職等を通して、ITと経営の実践および変革改善経験を積む。岡山大学・大学院で非常勤講師(1981~97)、博士課程修了、KIT虎ノ門大学院にて客員教授(ナレッジコラボレーション特論04-10)。2007本学教授就任。

専門分野

専門:ITおよび経営全般。特に、ナレッジ・マネジメントと組織知による意思決定。IT計画、ビジネス価値評価、グループ・ダイナミクス、構造マトリックス、データ分析など。
論文・著書:100語でわかるナレッジマネジメント(監修共著、工業調査会)、構造化知識構成法(日本経営工学会誌V53 No.6)
構造マトリックス(横幹連合)、レセプト作成ルール研究・医療機関患者サービス改善(経営情報)、専門家知識抽出の研究(APIEMS)、
その他専門情報:医療機関の経営データ分析による改善(07~14)、専門家知識の抽出(10-11)、スマホアプリ開発(11,14)、eラーニング(13-14)、構造マトリクスによる研究(12)、過疎地域活性化対応等。

横顔

以前多くの大企業にITによる経営改善やビジネス変革に関する支援経験、20年以上の大学非常勤講師(IT全般)と客員教授(ナレッジマネジメント)体験が今の自分に繋がる。業界情報や経験を交えて体系的な実践的内容を伝え、実業界と接点を保ちつつ学生の勉学意欲向上促進を兼ねた教育研究活動を進めている。

趣味

BeActiveをモットウにゴルフとスポーツジムとコントラクトブリッジを家内と実践。心身リフレッシュ海外旅行、美術・音楽鑑賞に、ワイン学は食事を楽しむ手段。
英語も切らさず、仏語も継続挑戦中。

近況

金沢での生活を多面的にenjoyしている。金沢日仏協会理事、石川EU協会副会長と北陸ベルギー協会、チェリストであるカンタさんを囲む会などに所属し、行事運営にも参加している。昨年は南仏をドライブ観光を満喫。学会に指導学生が参加発表し表彰された。

研究業績

RESEARCH RESULTS

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オリジナルコンテンツ

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