情報フロンティア学部 心理科学科

伊丸岡俊秀 研究室

IMARUOKA TOSHIHIDE
LABORATORY

「見て」、「感じて」、「動く」ときあなたの心の中では何が起きている?視覚認知と身体運動の心理学

何かを見て、そこから何かを感じて、さらに何らかの行動を起こそうとするとき、われわれの「心」が働いている。そして心が働いているとき、われわれの「脳」がそれを支えている。この研究室では視覚的情報処理や身体運動と人間の心の働き(認知の仕組み、と呼んだりします)の関係を調べている。研究方法はさまざまで、コンピュータを使った心理実験や視線の計測、必要に応じて脳の計測をすることもある。

キーワード

  • 心理学実験
  • 脳機能測定
  • 視線計測実験
  • コンピュータ
  • 心の働き

ニュース&トピックス

NEWS & TOPICS

現在、ニュースはありません。

研究紹介

RESEARCH

視線計測を用いた視覚的デザインの評価

研究内容

視線計測技術を用いて商品パッケージやWebページ、動画などさまざまな対象のどこがよく見られて、どこが見られにくいかを明らかにすることができます。その結果からデザインの評価や改善点の提案などを行います。
一般に、視線は意識的に制御可能なのでどこを見ているかはわざわざ装置を使わなくても分かります。しかし、実は細かな視線の動きや、動きの速度の違いを調べることで、意識には上らない心の動きを調べることができます。日常的にも経験する、「つい、こっちを見ちゃった」とか「一生懸命探したけど見つからなかった」とか「見たくないのに目に入ってしまう」といったことはその一例かもしれません。
デザインの評価において「見やすい」や「明るい」といった言語的な方法だけでなく、ある画像を何ミリ秒間(1000分の数秒)見ているか、ある画像に視線を向けるときの速度がどのくらいだったかというデータを併用することで、より深い心の動きを明らかにできると考えています。

飛び出せば盛り上がるのか?3D映画から感じる臨場感を探る

研究内容

現在、多くの3D映画が公開されていますが、あれは本当に映画のおもしろさに寄与しているのでしょうか。この研究では映像から感じる臨場感をリアルタイムに計測することによって、どのような場面で3D映像の効果が大きくなるのかを明らかにしようとしています。現在出ている結果によると、画角(カメラに写っている範囲)が小さく、その上で映像に動きが多く含まれるときに3D映像の効果が高まるようです。

階段を登ると幸せになる?身体運動と感情の関係

研究内容

ものを持ち上げたり視線を上に向けるといった、上方向への動作がポジティブな記憶を呼び起こすことを促進することが知られています。この研究ではさらにそれを拡張し、身体そのものを上や下に動かすことが感情にどのような影響を与えるかを調べています。実験結果は階段を上ったり、エスカレータで上の階に行ったりすることでもポジティブな記憶が促進されることが示されました。前向きになりたかったら上に行け!?

教員紹介

TEACHERS

伊丸岡俊秀  教授・博士(医学)

青森県五所川原高校出身

略歴

金沢大学文学部行動科学科心理学コース卒業。同大学文学研究科哲学専攻修士課程修了。大阪大学大学院医学系研究科情報伝達医学専攻博士課程修了。日本学術振興会特別研究員(DC2)、科学技術振興機構研究員。2004年本学講師就任。准教授を経て、2015年現職。

専門分野

専門:認知心理学、認知神経科学
論文・著書:心理学の基礎:脳とこころの科学入門(培風館)分担執筆
感動と商品開発の心理学(朝倉書店)分担執筆

横顔

学生時代に金沢へ来たのを皮切りに、大阪・神戸・京都と西方面に引き付けられっぱなしです。本来は生粋の東北人なのですが…

趣味

日々のランニングとマラソン大会出場が趣味です。2015年の目標だった第1回金沢マラソン抽選には無事当選し、完走することができました。

近況

早寝早起きが習慣化しつつあります。ボストンテリアのデコという愛犬が優秀な目覚まし時計として毎日働いてくれています。

オリジナルコンテンツ

ORIGINAL CONTENTS