環境・建築学部 建築学科

土田義郎 研究室

TSUCHIDA YOSHIO
LABORATORY

“こころ”は何を快適と判断するか 良質な環境づくりを支援する

「その場にいる人間がどのような意識で建築・都市空間をとらえているか」をメインテーマとして研究します。目には見えない“こころ”が何を快適と判断するかを明らかにすることにより、快適な空間の実現をめざします。また、良好な音の環境を保全したり、新たに構築するため、サウンドスケープ(音風景)の研究にも取り組んでいます。

キーワード

  • 環境心理
  • サウンドスケープ
  • サイン音
  • 認知構造

ニュース&トピックス

NEWS & TOPICS

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研究紹介

RESEARCH

庭園のサウンドスケープに関する研究

研究内容

庭園はその時代の世界観を凝縮したものです。どのような風景を美しいと感じていたのかを、現代に伝えてくれます。庭園には音の仕掛けが多くあります。それらの作庭意図は「暗黙知」とされていますが、徐々に失われている恐れがあります。どのような風景を音として表現したかったのかを、現代の視点から「形式知」に変換して、その文化的伝統を保全することに寄与したいと思います。

個人の認知構造(パーソナル・コンストラクト)の分析

研究内容

人の認知はある要因とある評価が1 対1 に対応するような物ではない。多くの要因が多くの心理的印象に結びついた上で評価へと判断が行われている。このような認知構造(パーソナル・コンストラクト)を明らかにするための手法が評価グリッド法やPAC 分析である。現在、環境や文化的な事物のデータベースを構築しようとしている。こういった手法を用いて、それらの環境の心理評価についても残そうとしている。事物だけでは、そのときそれに対してどのような思いを抱いていたのかということが、後の時代には分らないからである。これらの手法はただそれだけでなく色々な物の評価に有効となる。現に評価グリッド法は既にマーケティングや商品開発の分野で広く用いられるようになってきている。PAC 分析や新たに開発していく手法についても、そういった事柄に対して応用可能な物と考えられる。

環境バリアフリーを目指して 音のサインに関する研究

環境認知構造の同定手法に関する研究

研究内容

PAC分析や評価グリッド法といった認知構造を定性的に明らかにする手法は、環境を質的に分析して行く上で有用なツールです。これらの手法について、より妥当性の高い方法を検討し、分析支援ツールを作成しています。

教員紹介

TEACHERS

土田義郎  教授・博士(工学)

神奈川県光陵高校出身

略歴

早稲田大学理工学部建築学科卒。東京大学大学院工学系研究科博士課程(建築学)修了。東京大学工学部助手を経て、1992年本学講師就任。助教授を経て、2004年現職。

専門分野

専門:建築環境工学、特に環境心理・音環境評価(サウンドスケープ)
論文・著書:図説テキスト建築環境工学(彰国社2002)、建築と環境のサウンドライブラリ(技報堂2004)、評価グリッド法を用いた俯瞰眺望景観に対する心理的評価の傾向分析、日本建築学会(2009)、Sound education in Japan(2014) 他
その他専門情報:日本サウンドスケープ協会理事

横顔

大学時代はクラッシックギター、パーカッションに熱中。料理、クラフト、実験器具など手先を動かして何かを作ることが実は好き。風鈴作家でもあります。

趣味

スケッチ、カホン・ギター演奏、読書(ミステリーやファンタジー)、まち歩き、庭園めぐり、風鈴蒐集。

近況

ホームページ(http://wwwr.kanazawa-it.ac.jp/~ tsuchida/)を見てください。『音の感性研究所』では「音風景」のワークショップの紹介、『環境学講座』では音環境の解説や心理的分析手法の支援ソフトの公開をしてます。Face BookやTwitterでも発信しています。

オリジナルコンテンツ

ORIGINAL CONTENTS