環境・建築学部 建築学科

円井基史 研究室

MARUI MOTOFUMI
LABORATORY

環境、材料、デザインの観点から自然(緑や水)と人間社会(都市・建築)との関わりを考える

日本では、都市から緑や水などの自然環境が失われつつある。金沢市の緑地(水田や樹林地)の面積は、この50年間で3分の1程度にまで減少した。ヒートアイランドや地球温暖化は、自然と人間社会とのバランスが崩れたことに起因している。研究室では、環境、材料、デザインの観点から都市・建築のあり方を見直している。

キーワード

  • 環境設計
  • ヒートアイランド
  • 都市・建築のあり方
  • 都市の緑

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研究紹介

RESEARCH

雨水貯留と毛管吸水に着目した蒸発冷却舗装システム

研究内容

これまでの研究で、面的な雨水貯留と舗装体の毛管吸水(毛細管現象を利用した揚水)に着目した「蒸発冷却舗装システム」の基本構成を提案し、屋外実験により十分な冷却性能を確認してきた。今後は実用化に向けて、白華の発生メカニズムを明らかとし、白華の防止・除去方法の考案に取り組む。具体的には、蒸発冷却舗装システムを模した試験体を作製した上で、吸水・蒸発を促進させる屋外暴露実験を行い、舗装表面で白華が進行する過程を確認する。また舗装ブロックをサンプリングし、細孔径分布測定、X 線分析等を行い、細孔構造、元素構成の変化、気象条件と炭酸カルシウム析出の関係等を明らかにする。

教員紹介

TEACHERS

円井基史  准教授・博士(工学)

鳥取県鳥取西高校出身

略歴

東京工業大学工学部建築学科卒。同大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。日本大学生産工学部ポストドクター研究員を経て、2008年本学講師就任。2014年現職。

専門分野

専門:建築熱環境、ヒートアイランド、都市の緑
論文・著書:「蒸発冷却効果を有する舗装システムに関する研究」(学位論文)、「環境共生都市を考える グリーンアーキテクチュアによるアジアの街区プロトタイプ」(新建築 2002年8月号)ほか
受賞:日本建築学会設計競技最優秀賞(2000)、国際会議BUEE2006優秀論文賞、日本建築学会奨励賞(2012)、日本ヒートアイランド学会論文賞(2015)ほか

横顔

山を走ることに長けている。オリエンテーリングでは日本代表として世界選手権(2003・スイス、2006・デンマーク)に参加。トレイルランニングでは日本山岳耐久レースで4位など。

趣味

学生時代は海外(タイ、トルコ、ギリシャ、ネパールなど)へバックパッカーとして旅に出かけた。国内は長距離ドライブ(下道・車中泊)で全国の観光地、神社仏閣、日本百名山を巡った。

近況

2012年:おんたけスカイレース 7位・日本山岳耐久レース 16位、2014年:全日本オリエンテーリング選手権 5位、2015年:第1回峨山道トレイルラン アドバイザーなど。2013年より本学でオリエンテーリング・トレイルランニングクラブ(公認サークル申請中)を立ち上げ、仲間募集中。

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