バイオ・化学部 応用化学科

土佐光司 研究室

TOSA KOJI
LABORATORY

化学工学でエネルギー・水・資源・食糧問題の解決に貢献する

化学反応を効率化し新規反応を開発する反応工学。混合物を目的物質と不要な物質に分ける分離工学。化学工学におけるこれら二つの技術を、環境・エネルギー・バイオなど様々な分野に適用し、問題解決に取り組んでいる。たとえば、飲料水中の臭気物質の除去、紫外線や酸化剤による生活環境の殺菌、食糧生産と競合しない作物からの燃料製造、フローマイクロリアクターによる有機合成などの技術を開発している。

キーワード

  • 環境
  • バイオ
  • エネルギー
  • 化学工学
  • 有機合成

ニュース&トピックス

NEWS & TOPICS

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研究紹介

RESEARCH

紫外線や酸化剤による水の殺菌・消毒

研究内容

本テーマの目的は、より安全な水の殺菌・消毒技術を開発することである。水の殺菌・消毒に広く使われている塩素消毒では、トリハロメタンなど有害物質も生成する。本研究では、水の殺菌・消毒と有害害質の抑制を両立し、おいしくて安全な飲料水を提供する技術を開発している。本テーマの成果は、安全な飲料水・環境水の実現に寄与し、快適な生活空間の創造と生物多様性の保全への貢献が期待される。

食糧生産と競合しない作物からのバイオ燃料製造

研究内容

本テーマの目的は、食糧生産と競合しない作物からのバイオ燃料生産システム構築のための技術開発である。バイオ燃料副産物からの燃料製造技術や有用物質製造技術を開発し、燃料および原料としての有効性を分析する。また、これらの製造工程における有毒物質の動態を分析し、安全性を評価する。本テーマの成果は二酸化炭素排出削減に寄与し、新産業創出による発展途上国住民の生活改善が期待される。

未利用バイオマスの資源化

研究内容

本テーマの目的は、林地残材、農作物残さ、食品廃棄物などの未利用バイオマスを資源化する技術を開発することである。食品廃棄物であるカキ殻は焼成して酸化カルシウムを製造し、化学製品や建設材料の原料とする技術を企業と共同で開発した。また、農作物残さを堆肥化する技術や有用物質を抽出する技術を開発している。本研究は、廃棄物リサイクルの推進、里山・里海の資源利用と環境保全などに貢献し、地域の活性化につながると期待される。

教員紹介

TEACHERS

土佐光司  教授・博士(工学)

鹿児島県ラ・サール高校出身

略歴

東京大学工学部都市工学科卒。東京大学大学院工学系研究科修士課程(都市工学)修了。麻布大学環境保健学部助手を経て、同講師。1999年本学講師就任。助教授を経て、2011年現職。

専門分野

専門:環境工学、化学工学
論文・著書:水環境工学(オーム社)、水環境ハンドブック(朝倉書店)、紫外線消毒 水の消毒への適用性 (技報堂出版)
受賞:日本水道協会長表彰有効賞(論文賞)

横顔

高校は鹿児島でしたが、生まれ育ったのは和歌山県和歌山市です。学生時代から継続して、水質調査や水処理などの環境技術を研究してきました。加えて、現在は、環境負荷の少ない化学プロセスの開発を目指し、バイオマス技術やマイクロリアクター技術などのグリーンケミストリーの研究に取り組んでいます。

趣味

阪神タイガースの応援、城跡・史跡巡りポケモン

近況

応用化学演習を担当し、30年ぶりで基礎的な化学を勉強しています。

オリジナルコンテンツ

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