バイオ・化学部 応用バイオ学科

長尾隆司 研究室

NAGAO TAKASHI
LABORATORY

昆虫から学ぶ「進化のデザイン」

科学や技術は、数学・物理・化学によって発展した。それらのおかげで生物学も科学として開花した。そして工学は、生物学から学ぶことがたくさんあることに気づきはじめた。たとえば昆虫には、彼らが何億年もの長い年月をかけて獲得してきた「進化のデザイン」がたくさん隠されている。昆虫の生き方の仕組みをお手本とする新しい工学をめざす。

キーワード

  • 脳と行動
  • 神経ホルモン
  • 進化
  • バイオミメティクス
  • 生命デザイン

ニュース&トピックス

NEWS & TOPICS

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研究紹介

RESEARCH

昆虫本能行動の発現と発達の脳内調整機構

研究内容

クロコオロギの雄は、他の雄に出会うと必ず闘争行動を行う。勝敗はお互いの攻撃性の高さに依存し、攻撃性はそのときのコオロギの内部状態によって様々に変化する。生育環境が発育と闘争行動におよぼす影響を調べるために、飼育状態を集団飼育と単独隔離飼育に分けた。その結果、社会的環境刺激の遮断がコオロギの攻撃性と性行動の発達に強い影響を与えることが明らかになった。このことは、遺伝的に備わっているはずの本能プログラムが環境要因(社会的経験)によって変容することを示しており、行動が社会的な経験を通して発達するというしくみが、行動の適応性を保証するための基本原理として、高等動物だけでなく広く動物共通に組み込まれていることを意味している。

動物行動の神経ホルモンによる調節に関する研究

教員紹介

TEACHERS

長尾隆司  教授・博士(理学)

大阪府高津高校出身

略歴

大阪大学基礎工学部生物工学科卒。同大学人間科学部行動工学科研究生、北海道大学理学部教務職技官、同大学実験生物センター助手、助教授を経て、1994年本学助教授就任。2000年現職。1994年~1997年科学技術振興事業団「さきがけ研究21-知と構成」領域研究員兼任。

専門分野

専門:神経行動学、神経生化学
論文・著書:論文に「神経ホルモンによる昆虫行動の動機づけ調節に関する研究(日本語訳)」(学位論文)ほか多数、著書に「昆虫の脳を探る」

横顔

高校時代はノルディックの選手、大学時代には麻雀で「真正九連宝燈」を親で上がったことが自慢。休日も大学に出ることが多いためWorkaholicと思われているが、身体を動かすことには何でものめり込む性分である。

趣味

料理、お菓子作り、スキー、野球、映画鑑賞

近況

魚とお菓子の美味しい金沢がすっかり気に入っています。体力にものを言わせて来た生活をあらため、もう少し金沢を楽しめる余裕のある生活を送りたいと思っています。

オリジナルコンテンツ

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