バイオ・化学部 応用バイオ学科

尾関健二 研究室

OZEKI KENJI
LABORATORY

尾関研究室と車多酒造の研究グループが、日本酒のα-EGが皮膚真皮層のコラーゲン量を増やすことを実証

金沢工業大学バイオ・化学部応用バイオ学科の尾関健二研究室と株式会社車多酒造(本社:石川県白山市/代表取締役:車多一成)の研究グループは、一般的な日本酒に0.5%含まれている旨味成分「α-エチル-D-グルコシド(以下、α-EG)」が、飲用でも塗布でも、ヒトの皮膚真皮層のコラーゲン量を増やすことを、世界で初めて学術的に実証しました(特許出願中)。

「日本酒を多く飲用する杜氏、蔵人、力士は肌にハリとツヤがある」と伝承的に言われてきましたが、この「肌のハリ」に日本酒のα-EGが起因していることを解明したもので、ぐい呑一杯程度(50mL)という飲酒でも、年配層の女性には効果があることが認められました。当研究成果は9月13日(水)、第69回日本生物工学会(会場:早稲田大学西早稲田キャンパス)で発表が行われました。

また尾関健二研究室と株式会社車多酒造ではα-EGを通常の約3倍量多く含んだスキンケア専用純米酒「shu re」(α-EGを1.7%含有)と、純米酒配合ハンドグリーム「shu re 美容保湿クリーム」(α-EGを0.1%含有)を共同開発しています。10月1日の「日本酒の日」にあわせて全国で発売されます。

尾関健二教授は「日本酒復権は20年来の私の夢でした。今回の研究成果は、日本酒業界全体にとって、とてもインパクトのある研究との声が各方面から寄せられています。日本酒の新たな女性層への開拓や新規の飲酒提案などにつなげていければ、これ以上うれしいことはありません」と語っています。

http://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2017/0913_ozeki.html

公開日:2017.09.13

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