工学部 環境土木工学科

田中泰司 研究室

TANAKA YASUSHI
LABORATORY

土木技術とICTの融合により災害に強くて長持ちするインフラを提供する

本研究室では、土木構造物(橋やトンネルなど)の強さと耐久性を確かめるために、ICT(Information & Computing Technology)を使った技術を開発しています。たとえば、流体解析によって、津波に対する抵抗性を確かめたり、非破壊計測と構造解析を組み合わせて橋梁の寿命を計算したりしています。このような研究開発を通して、災害に強くて長持ちする土木構造物を提供します。

キーワード

  • 防災
  • 構造解析
  • 耐震構造
  • メンテナンス
  • 非破壊検査

ニュース&トピックス

NEWS & TOPICS

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研究紹介

RESEARCH

道路床版の余寿命予測

研究内容

高速道路や国道など、交通量の多い道路の橋梁では、床版という部分(タイヤが載るコンクリートでできた板)が疲労で壊れる現象が起きます。本研究室では、どの床版が劣化が進んでいて、どの床版がまだ余裕があるのかを診断する技術を開発しています。具体的には、写真や弾性波速度分布といった非破壊試験結果を使って、現在の損傷状況を3次元的に推定します。その推定結果を初期損傷として、構造解析プログラムに入力します。その後、疲労解析を行い、床版の余寿命を評価します。得られた余寿命を維持管理計画に反映させることで、ライフサイクルコストの合理化に貢献します。

教員紹介

TEACHERS

田中泰司  准教授・博士(工学)

富山県高岡高校出身

略歴

東京大学工学部社会基盤システム計画学科卒。東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻修士課程修了。2004年長岡技術科学大学助手、2008年同助教。2006年博士(工学)取得。2015年東京大学生産技術研究所特任准教授。2018年本学准教授就任。

専門分野

専門:コンクリート工学、維持管理工学
論文・著書:論文:「Remaining fatigue life assessment of damaged RC decks」など。著書:「新設コンクリート革命(分担)」
受賞:吉田研究奨励賞(土木学会)、アップグレードシンポジウム優秀論文賞(日本材料学会)、プレストレスト工学会賞(論文部門)、道路と交通論文賞(高速道路調査会)、土木学会田中賞(論文部門)ほか

横顔

土木構造物の老朽化問題を解決するための研究をしています。建築学科を志していたはずが、気付いたら土木の学科に進んでいました。父方の旧姓は土木(“どろのき”と読みます)。土木とは切っても切れない縁を感じています。

趣味

新潟清酒達人検定銅の達人(3級相当)。2級の取得を目指して勉強していますが、なかなか合格できず。

近況

トンネルや橋の現場調査から数値解析によるシミュレーション・機械学習といったバーチャル世界の研究開発まで、多様な分野の方々と共同で研究を行っています。石川での生活は今年が1年目。新しい出会いや体験ができそうで楽しみです。

オリジナルコンテンツ

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