大学院情報工学専攻博士前期課程2年 上坂 誠さん。
従来、精密なバーチャル3D空間を提供するには、複雑で大掛かりな装置が必要とされていましたが、それを覆す画期的なシステムの開発に取り組んでいる学生がいます。上坂さんです。彼の研究は、ノートパソコンなど身近にある機器を使用して、高い臨場感の創出を可能にするというもので、実用化されれば、簡単しかも低コストの環境で映像や音空間を楽しむ事ができます。
KITに進学後、情報系の資格試験やTOEICに積極的に挑戦することで、自分自身を着実に成長させてきた上坂さん。
学びの集大成として取り組んでいる視聴覚ディスプレイの研究などをインタビューとともにご紹介します。
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大学院情報工学専攻博士前期課程2年 渡辺 魁さん。
KIT金沢工業大学大学院2年の渡辺 魁さん。情報系をもっと学んでみたいと、新潟県から進学しました。学部1年次からセキュリティなどさまざまなプロジェクトに参加する中でAIに大きな可能性を感じたといいます。所属する中沢研究室で学びの集大成として取り組んでいるテーマは、AIを活用した交差点での交通量調査の自動化について、計測の精度向上をめざしたものです。2023年夏、研究室の仲間や教授との共著論文が、情報処理学会 論文誌ジャーナルの特選論文として表彰されたことは、自身の研究の社会実装化に向け一層の励みになったに違いありません。この春社会人として第一歩を踏み出す渡辺さん。
これからの社会に求められる技術者になりたいと話す渡辺さんをご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程2年 中野勝章さん。
KIT金沢工業大学大学院で情報工学を専攻する中野勝章さん。中野さんが学部時代から取り組んでいる研究テーマは、交差点の交通量をカメラ画像からAIを活用して調査する精度や効率の向上をめざすというものです。研究成果は国内外の学会で積極的に発表、学会受賞や論文掲載など高い評価を得ています。また大学院1年のときには、KITと米国・ロチェスター工科大学、2つの修士号取得をめざすデュアルディグリープログラムに参加、博士課程進学という新たな選択肢ができたとその経験の大きさを振り返りました。
将来は日本に貢献できる人材になりたいと話す中野さんをご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程1年 宮下流星さん。
金沢工業大学大学院1年の宮下流星さん。情報系を学びながらハンドボールを続けていきたいとKIT情報工学科に進学を決めました。ハンドボール部主将としてチームをまとめた昨年度、チームは20年ぶりの全日本インカレ出場。そして自身は、活躍が認められた選手に贈られる「全日本学生ハンドボール連盟優秀選手賞」を受賞するなど、ハンドボール部での活動が大きく評価されました。真の文武両道をめざし大学院では研究活動を一層頑張りたいと励む宮下さん。
ハンドボールや研究それぞれに熱心に取り組む宮下さんをインタビューとともにご紹介します。
情報工学科3年 片岡勇央汰さん。
6月に開催された「NHK学生ロボコン2023」。KIT金沢工業大学夢考房ロボットプロジェクトはベスト8で敗退したものの、優勝した豊橋技術科学大学との熱戦が高く評価され、技術賞を受賞しました。毎年ルールが変わり、新しいロボット製作が求められるこの大会。KIT夢考房チームのメンバーで制御班リーダーを務めた片岡勇央汰さんは、次につながる結果は残せたと戦いを振り返りました。
優勝チームを相手に見事な戦いぶりで会場を沸かせた夢考房チームを片岡さんのインタビューでご紹介します。