工学部 航空システム工学科

岡本正人 研究室

OKAMOTO Masato
LABORATORY

生物の翼の空気力学特性を研究し、小型無人飛行機に応用する。

災害現場などの情報収集を目的にした小型無人飛行機のような小型の航空機は、大型の旅客機とは異なった空気力学特性を持っています。研究室では、風洞実験やシミュレーションを通して、低速で飛行する小さな翼や生物のような羽ばたき翼について研究しています。また、その成果を活かして実際に小型の模型飛行機を設計・製作して飛行実験を行います。これらは、火星探査無人飛行機のような低レイノルズ数航空機にも応用可能です。

キーワード

  • 翼の空力特性
  • バイオミメティクス
  • 風洞実験
  • 火星探査無人飛行機

研究紹介

RESEARCH

低レイノルズ数領域の翼型空力特性

研究内容

昆虫や鳥のような飛翔生物の翼には本物の航空機とは異なる特徴的な形状が見られるが、その空力(空気力学)特性については不明な点が多い。そこで、生物の翼に作用する空気力の計測kとその空力特性を研究することで工学的な応用を考えていく。

低レイノルズ数における翼の平面形による空力特性

研究内容

翼の空力特性は翼断面形状による二次元翼特性と平面形を考慮した三次元翼特性に分けて考える必要がある。
そこで、低レイノルズ数領域において翼の平面形を変化させた場合の翼の空力特性について研究している。

羽ばたき翼の非定常空力特性

研究内容

生物の多くは羽ばたいて推進力と揚力を得ている。羽ばたき翼は一般に非定常翼と呼ばれ、飛行機の定常翼と比較すると非常に大きな空気力が作用する。その空力特性を得ることを研究の目的とする。

教員紹介

TEACHERS

岡本正人  教授・博士(工学)

略歴

2010年
4月
金沢工業大学 工学部 機械系 航空システム工学科 教授 

2018年
4月
金沢工業大学 工学部 航空システム工学科 教授 

専門分野

専門:バイオメカニクス、翼特性、流体力学、航空工学

学生へのメッセージ

私の研究は、飛行機が大好きで、模型飛行機を作って飛ばすことに夢中になっていた少年時代の体験が基礎になっています。いくつも模型飛行機を作って飛ばしていると、飛行機の専門書に書いてあることが模型飛行機には当てはまらないところがあることに疑問を持つようになりました。これがきっかけで、30年以上にわたって模型飛行機のような小さな翼の空力特性について研究して来ました。その間、航空機とは異なる特徴を持つ昆虫などの飛翔生物にも研究が広がっていきました。その空力特性を解明することは、生物の飛行だけでなく、現在開発が進められている火星探査航空機にも応用できると考えられます。疑問に思ったことは徹底的に文献を調べてみて、それでも解決できなければ自分の研究テーマになります。以前は飛行機博物館などで飛行機を見ることが楽しみでしたが、現在は昆虫博物館や実際の生物を観察することが楽しみになっています。

担当科目

航空機の原理  航空流体力学Ⅰ  進路セミナーⅠ  プロジェクトデザインⅢ(岡本正人研究室)  航空文献調査入門  航空流体力学Ⅱ  進路セミナーⅡ  ビークルシステム工学研究(岡本正人)  航空機設計開発統合特論Ⅰ  航空機設計開発統合特論Ⅱ  

オリジナルコンテンツ

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