

大学院機械工学専攻博士前期課程2年 太田祐輔さん。
親戚の影響で大好きになった自動車について学べたらとKIT機械工学科に進学した太田祐輔さん。4年次から所属する精密工学(畝田)研究室では、タイヤをテーマとした研究を自ら提案し、大学院までの3年間取り組んできました。彼が着目したのは、トレッドパターンと呼ばれるタイヤの接地面に刻まれた溝の形状についてです。機能性とデザイン性を備えたトレッドパターンを追求するため、自作した装置を使っての実験やシミュレーションを繰り返し、その成果を学会で積極的に発表してきた太田さん。新しい舞台は、念願の横浜ゴムです。
興味ある車について違った視点からのアプローチで研究できたことは貴重な経験だったと言う太田さんを、愛車とともにご紹介します。 
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大学院機械工学専攻博士前期課程2年 森本 潤さん。
車のエンジンの重要なパーツの一つであるシリンダー。より高性能なシリンダーをつくる工作機械の開発に取り組んでいる学生がいます。KIT金沢工業大学大学院2年の森本 潤さんです。森本さんは加工時にシリンダーの真円度が低下しないよう工具の先端が制御可能な主軸を開発。その高精度化をめざして企業の技術者と実験に取り組むなど貴重な経験を積み重ねています。また、研究成果を発表した精密工学会ではベストプレゼンテーション賞と、高い評価も得ています。
将来は、工作機械メーカーのニーズに対応した技術開発に力を注ぎたいと話す森本さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程1年 上阪彩名さん。
KIT金沢工業大学大学院1年の上阪彩名さん。今自身が思い描く将来像は、デザイン的な思考も兼ね備えたエンジニアです。小学生のころからプロダクトデザイナーに憧れ、高校で学びを進める中で材料や機械工学に関心をもち、KITに進学しました。所属する森本・林研究室で学部時代から取り組むテーマは、「VRによる工作機械のデジタルツインシステムの開発」。卓上サイズの工作機械の動きを仮想空間でも再現する最新技術の開発です。3月には早くも学会受賞と高い評価を得ました。
研究に打ち込む様子をはじめ夢考房の学生スタッフとして学生たちのモノづくりを支える上阪さんの姿をインタビューとともにご紹介します。
機械工学科4年 内村聖佳さん(2025年3月卒業)。
今春、KIT金沢工業大学を卒業し、念願だった工業高校の教師として第一歩を踏み出している内村聖佳さん。1年次から教職課程の学生による課外活動「教師としての実践力向上プログラム」に参加して、教師としての資質能力を磨き、模擬授業などで実践力を高めてきました。一方学びの集大成となった卒業研究テーマは、航空機の翼に発生する着氷現象について。その成果を3月に開かれた日本機械学会北陸信越支部で発表、学生賞受賞と卒業間際に嬉しいニュースとなりました。
内村さんの物理を好きになるきっかけがそうであったように、生徒たちに身近に溢れている物理現象のおもしろさを伝えたいと抱負を語る内村さんをご紹介します。
機械工学科4年 西川怜那さん。
自然界の生物のしくみや機能を模倣し、新たなものづくりに応用する技術、バイオミメティクスの研究に取り組んだ学生がいます。KIT金沢工業大学4年の西川怜那さんです。西川さんはカワハギの仲間、アミメハギのある行動に注目し、流体力学的側面から解明しようとしました。めざしているのは、水中ドローンのホバリング技術向上に応用できないかというものです。早い段階から機械工学科 福江研究室で活動をスタート、3年次に日本魚類学会での発表も経験しました。KITでいろいろな挑戦ができたと学生生活を振り返る西川さん。
卒業研究の様子をインタビューとともにご紹介します。