工学部 電子情報システム工学科
宮田俊弘 研究室
21世紀の社会の発展を支える環境にやさしい「次世代超低コスト高変換効率亜酸化銅太陽電池」
太陽電池やディスプレイなど、「光電相互変換デバイス」がつくるエネルギーシステムや情報通信システムは、 高性能で且つ環境にやさしく低価格なデバイスシステムの開発が求められている。宮田研究室では光・電子産業の発展に貢献する次世代超低コスト高変換効率亜酸化銅太陽電池の研究開発に取り組んでおり、8%を超える亜酸化系銅太陽電池における世界最高変換効率を達成しており、その成果は内外から注目されている。
キーワード
- 次世代低コスト低環境負荷太陽電池
- 次世代高校率光電相互変換デバイス
- 亜酸化銅(Cu2O)
- ディスプレイ
- センサー
教員紹介
宮田俊弘 教授・博士(工学)
略歴
1983年
3月
北海道立北見北斗高等学校 卒業
1987年
3月
金沢工業大学 工学部 電子工学科 卒業
1989年
3月
金沢工業大学大学院 工学研究科 電気電子工学専攻 修士課程 修了
1991年
4月
日本学術振興会 特別研究員
1992年
3月
金沢工業大学大学院 工学研究科 電気電子工学専攻 博士課程 修了
1992年
マサチューセッツ工科大学 客員研究員
1993年
4月
金沢工業大学 助手
1995年
4月
金沢工業大学 講師
1999年
4月
金沢工業大学 助教授
2006年
4月
金沢工業大学 工学部 電気系 電気電子工学科 教授
2018年
4月
金沢工業大学 工学部 電気電子工学科 教授
専門分野
専門:薄膜EL素子、蛍光体、透明導電膜、太陽電池、薄膜
担当科目
工学基礎Ⅱ 電子材料 電気応用 プロジェクトデザインⅢ(宮田俊弘研究室) 電気電子コンピュータ工学 電気材料 物性工学 プロジェクトデザイン実践(実験)(電気電子工学科) 専門ゼミ(電気電子工学科) 光・電子デバイス工学研究(宮田俊弘) 光・電子デバイス統合特論
研究業績
論文
- Photovoltaic properties of Cu2O-based heterojunction solar cells using n-type oxide semiconductor nano thin films prepared by low damage magnetron sputtering method
- Electron scattering from disordered grain boundaries in degenerate polycrystalline Al-doped ZnO thin films
- Electron scattering from disordered grain boundaries in degenerate polycrystalline Al-doped ZnO thin films
- Homojunction Cu2O solar cells fabricated with various impurity-doped epitaxially grown n-type Cu2O thin film by electrochemical deposition
- 酸化物半導体を用いた高効率太陽電池
- Efficiency enhanced solar cells with a Cu2O homojunction grown epitaxially on p-Cu2O:Na sheets by electrochemical deposition
- Electrochemically deposited Cu2O thin films on thermally oxidized Cu2O sheets for solar cell applications
- Textured surface structures formed using new techniques on transparent conducting AZO films prepared by magnetron sputtering
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