メディア情報学部 メディア情報学科

千石靖 研究室

SENGOKU Yasushi
LABORATORY

インターネットの安全性を考慮したシステムの研究

インターネットの利便性だけでなく、安全性にも気を配ったプログラムやシステムを研究・開発する。例えば通信の規約(プロトコル)を理解すれば、Javaなどのプログラミング言語を使って、マルウェア(コンピュータウイルス)の拡散を防ぐメールシステムなどを構築できる。個人情報を守る安全で効率的なシステムの構築などにも取り組んでいる。

キーワード

  • 情報セキュリティ
  • マルウェア対策
  • 不正アクセス対策

ニュース&トピックス

NEWS & TOPICS

研究紹介

RESEARCH

情報ネットワークシステムの保護に関する研究

研究内容

ネットワーク化された情報システムにおいて必要となる、不正プログラム対策、不正アクセス対策、著作権保護、個人情報保護などについて、既存の暗号や認証等のセキュリティ技術を応用して実現する。

教員紹介

TEACHERS

千石靖  教授・博士(情報科学)

略歴

1988年
3月
富山県立富山工業高等学校 電気科 卒業

1990年
3月
七尾短期大学 経営情報学科 卒業

1992年
3月
金沢経済大学 経済学部 商学科 卒業

1994年
3月
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報システム学専攻 修士課程 修了

1997年
3月
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報システム学専攻 博士課程 修了

1997年
4月
金沢工業大学 助手 

1999年
4月
金沢工業大学 講師 

2003年
4月
金沢工業大学 助教授 

2012年
4月
金沢工業大学 情報フロンティア学部 情報フロンティア系 メディア情報学科 准教授 

2013年
4月
金沢工業大学 情報フロンティア学部 情報フロンティア系 メディア情報学科 教授 

2018年
4月
金沢工業大学 情報フロンティア学部 メディア情報学科 教授 

専門分野

専門:コンピュータセキュリティ

学生へのメッセージ

大学4年生の頃、自作した機械語プログラムの動作がいつもより遅く、見覚えのないコードが600バイト追加されていることに気付いた。分析すると他のプログラムに感染するコンピュータウイルスのように見え、ワクチンソフトを購入して検査すると「クリスマスウイルス」であることがわかった。感染源は友人から入手したフリーソフトで、すべてワクチンで駆除した。
しかしその後もウイルスの感染が続発した。当時のワクチンは圧縮ファイルは検査対象外であり、また、実行可能ファイルを実行可能な状態のまま圧縮するツールを使用した場合も検出不可能だった。それらすべてに手作業で対処し、ようやくすべての駆除が完了した。
ワクチンの改善を望みこの件をベンダーに報告したところ、後のバージョンでは機能はそのままでマニュアルに「圧縮や変換前にワクチンで検査してください」と追記されていて……ベンダー任せではダメなのだと悟った。
大学院生の頃、担当教授にこの話をした結果が今の私です。大学生活でその後の人生が決まることがありますので、後悔の無いようにしっかり頑張りましょう。

担当科目

サーバ管理入門  プログラミングⅡ  プログラミング総合  プログラミング(再履修クラス)  情報セキュリティ  メディア情報専門実験・演習B  プロジェクトデザインⅢ(千石靖研究室)  オブジェクト指向プログラミング  ネットワークとセキュリティ演習  作品制作  専門ゼミ(メディア情報学科)  メディア情報学研究(千石 靖)  ネットワークセキュリティー  

オリジナルコンテンツ

ORIGINAL CONTENTS