建築学部 建築学科
永野紳一郎 研究室
空気の流れをコントロールして快適な建築空間を目指す
建築を取り巻く環境において、空気汚染の問題、地震災害時の津波や火災など、建築とまちの環境を安全に構築するための知恵とスキルが不足している。建築とまちの健康な環境づくりを考え、安全に居住するために「空気環境」と「延焼火災」をテーマにして、実験・モデル解析を行い、建築・まち設計のための研究に取り組んでいる。
キーワード
- 空気環境
- 空調・換気
- 延焼火災
研究紹介
地方都市の延焼シミュレーションの研究
研究内容
木造密集市街地をかかえ、歴史的文化環境を残す典型的地方都市としての金沢を対象に、観光資源でもある狭隘な道路を残しながら、延焼対策方法を確立するために、(1)木造密集地域群の地域情報データベース作成、(2)木造密集地域の防火対策手法の適用と効果予測、(3)その成果を金沢市の具体的なまちづくりに反映させることを目指す。金沢の観光資源である木造家屋群をできる限り維持保存しながら、延焼に強い対策案を提案するという現実への解決案を住民も含めて進めてゆくことで、金沢以外の地方都市における木造家屋群への適用も視野に入れている。
うちわ型気流生成装置の開発
食品店舗へのKHP適用によるランニングコスト削減の実証的研究
加圧防排煙システムに関する研究
教員紹介
永野紳一郎 教授・博士(工学)
略歴
専門分野
専門:火災、空気環境、空気調和、建築設備、建築環境工学
担当科目
プロジェクトデザイン入門(実験)(建築学科) 建築環境設計Ⅰ 建築エンジニアリング総合演習A プロジェクトデザインⅢ(永野紳一郎研究室) 建築設備総論 専門教養特別科目(建築入門) プロジェクトデザイン実践(実験)(建築学科) 建築エンジニアリング総合演習B 専門ゼミ(建築学科)