情報理工学部 知能情報システム学科
佐野渉二 研究室
ウェアラブルコンピューティング・ユビキタスコンピューティングによりコンピュータの新しい使い方を追究
実世界のさまざまな場所・モノを情報化し、我々の生活や活動に役立てる実世界コンピューティングに関する研究を行っています。特に、コンピュータやセンサなどを衣服に装着して使用するウェアラブルコンピューティングや、コンピュータやセンサなどをペンやコップなどあらゆるモノに埋め込んで使用するユビキタスコンピューティングにおいて、コンピュータの新しい利用方法を見出すための研究を行っています。
キーワード
- 実世界コンピューティング
- ウェアラブルコンピューティング
- ユビキタスコンピューティング
- エンターテインメントコンピューティング
- サービスサイエンス
ニュース&トピックス
- 2022.10.185Gを活用した重機の遠隔操縦に関する実証実験を実施
- 2021.09.02佐野准教授へのインタビューが「小泉成史の金沢工業大学インタビュー」に掲載
- 2020.03.05産学官連携で、AIタクシーの社会実装実験を実施
研究紹介
ウェアラブルシステム
研究内容
HMD(Head Mounted Display)、センサ、装着型デバイスを用いたウェアラブルシステムを開発し、健康増進、安全・安心、エンターテインメントや新たな分野に貢献することを目指します。
ユビキタスシステム
研究内容
場所やモノに埋め込むことを想定した多くの小型コンピュータ(マイコン)を効率よく制御し、快適な生活、エンターテインメントや新たな分野に貢献することを目指します。
公共交通システム
研究内容
デマンド応答型公共交通システムにおいて、その効率や利便性を向上させることで、公共交通サービス分野に貢献することを目指します。
その他システム
研究内容
PC、スマートフォン、マイコン、センサ、装着型デバイスやAR(Augmented Reality)を用いたシステムの研究・開発を行います。
教員紹介
佐野渉二 准教授・博士(工学)
略歴
専門分野
専門:サービスサイエンス、エンターテインメントコンピューティング、ユビキタスコンピューティング、ウェアラブルコンピューティング
学生へのメッセージ
私は、ウェアラブル・ユビキタス技術を用いてコンピュータの新しい利用方法を見出すための研究を行い、コンピュータの可能性を広げることを目指しています。また、日常生活においては、バスケットボールやジョギングなど運動を行うように心がけています。これらは健康増進のためでもありますが、バスケでは少しでも上手になろうと、ジョギングにおいてはマラソンでの記録更新を目指そうとチャレンジもしています。
学生のみなさんへのメッセージとして、学生の時にはできるだけ多くの経験をしましょう。成功したことだけでなく、失敗したことであっても、社会に出てからその経験が活きることになると思います。大学内の授業以外で部活動・サークル・課外プロジェクトなどでも良いですし、大学外のコミュニティ、資格取得に向けた学習などでも良いです。学生の時の自由な時間に一生懸命行った分だけ、みなさんの人生の可能性を広げることにつながることでしょう。
担当科目
コンピュータシステム基礎 コンピュータアーキテクチャ基礎 プロジェクトデザインⅡ プロジェクトデザインⅢ(佐野渉二研究室) IoT基礎(夏期集中講義) IoTプロトタイピング(夏期集中講義) 論理回路 プロジェクトデザイン実践(実験)(情報工学科) 専門ゼミ(情報工学科) 知能情報メディア研究(佐野渉二) クロスリアリティ特論
研究業績
論文
- 手話習得のための動作認識に基づく事前学習システムの開発
- マルチモーダル入力可能なルールプログラミング環境の構築
- 社会人共学者と連携した世代を超えた共創教育の実践~コンピュータアーキテクチャ基礎の事例~
- 地域交通の未来像としてのスマートアクセスビークルサービス
- L0ノルム最小化と多重解像度法を用いた室内向け自律移動車椅子の開発
- 親しみのある科学にするための体験講座(小学生低学年向け)(身近な物で製作した探偵ツールにより遊びながら学ぶ)
- One Cycle of Smart Access Vehicle Service Development
- Smart Access Vehicle System:フルデマンド型公共交通配車システムの実装と評価
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