メディア情報学部 メディア情報学科
根岸一平 研究室
人間のメカニズムを基にした、視覚コンテンツデザインの研究
内容のわかりやすいポスター、人の心を動かす写真やイラスト、観た人が面白いと感じる動画など、良質な視覚コンテンツを制作するためには、視覚情報に含まれる色・形・動きなどの特徴の違いによって見る人の感じ方がどのように変化するのかを知る必要がある。そのために、心理物理学や脳情報学といった科学的な手法を使って、人間の視覚情報処理のメカニズムを解明していく。
キーワード
- 視覚デザイン
- 色彩工学
- 脳情報学
- バーチャルリアリティ
ニュース&トピックス
- 2020.03.30高知工科大学との共同研究で2色覚者(色覚異常者)がもつ色の印象が一般色覚者と同じであることを解明
- 2018.07.23「物語の始まりへ」に那須遥さんが紹介されました
教員紹介
根岸一平 准教授・博士(工学)
略歴
学生へのメッセージ
面白いもので、学べば学ぶほど、知れば知るほど、得られた知識の向こう側にもっと多くのわからないことがあることに気づきます。そして、その終点はどこにあるのか、そもそも終点が存在するのかもわかりません。しかし一方では、寝たり食べたりしながら、目の前のことに一生懸命に頑張っている毎日があります。それが何のためなのか今の私にはわかりませんが、それでも充実した人生を送っていくための術を、みなさんと共に追求していきたいと思います。
担当科目
感性形成演習 プログラミング入門 プロジェクトデザイン入門(実験)(メディア情報学科) プログラミング基礎(再履修クラス) メディア情報論Ⅱ データベース プロジェクトデザインⅢ(根岸一平研究室) プログラミングⅠ 作品制作 専門ゼミ(メディア情報学科) メディア情報学研究(根岸一平) 知覚メカニズムと応用技術
研究業績
論文
- Word and color impressions measured with normal and simulated deutan color stimulus sets in color vision normal and deuteranopic observers
- Accommodation and Vergence Responses to Electronic Holographic Displays and Super Multi-View Holographic Stereograms
- 街に適した体験を創出する空間メディア―金沢駅「鼓門」プロジェクションマッピングと街巡りへ誘うしくみづくり―
- Suppression of Luminance Contrast Sensitivity by Weak Color Presentation
- Examining the Role of Familiarity in the Perception of Depth
- Bidirectional relationships between semantic words and hues in color vision normal and deuteranopic observers
- 日本語フォントタイプの変更による学習効果の促進
- 学際領域研究の拠点形成に向けて~脳コミュニケーション研究センターの2013年度の活動~
詳しい研究業績はこちら