建築学部 建築学科
佐藤弘美 研究室
歴史的建造物を現代の技術で安全に
日本では主に地震による被害、アジアなどの海外では地震以外にも経年劣化や風水害などの影響によって歴史的・文化的価値のある建物が失われている。歴史的建造物やまちなみの特徴を生かしながら安全に活用するために、地震被害の分析や構造解析によるシミュレーションなどを通してそれらの構造性能について研究している。
キーワード
- 木質構造
- 耐震工学
- まちなみの耐震化
教員紹介
佐藤弘美 講師・博士(工学)
略歴
2003年
3月
東京都立大学 工学部 建築学科 卒業
2005年
3月
東京都立大学大学院 工学研究科 建築学専攻 修士課程 修了
2007年
4月
日本学術振興会 特別研究員
2008年
3月
首都大学東京大学院 工学研究科 建築学専攻 博士後期課程 修了
2008年
4月
徳島大学 ソシオテクノサイエンス研究部 助教
2012年
12月
東京大学 生産技術研究所 助教
2018年
4月
金沢工業大学 建築学部 建築学科 講師
担当科目
建築のしくみ 建築キャリアガイド 建築構造力学Ⅱ 建築エンジニアリング総合演習A プロジェクトデザインⅢ(佐藤弘美研究室) 建築構造力学Ⅰ 専門教養特別科目(建築入門) プロジェクトデザイン実践(実験)(建築学科) 建築エンジニアリング総合演習B 専門ゼミ(建築学科) 建築構造計画演習
研究業績
論文
- 石川県の既存木造建築における木格子建具の実態調査
- グループワークにおける満足度分析と改善項目の抽出 -ポートフォリオ分析を用いた満足度分析について-
- グループワークにおける満足度の影響因子の抽出 -問題発見・解決プロセスにおけるチーム活動の満足度-
- 高校生向けの体験サイエンスと教育効果 -建物モデルの振動実験-
- 2016年ミャンマー・チャウ地震で被災したバガン遺跡群の地震被害状況及び構造的特徴 (その2)常時微動計測に基づく振動特性の把握
- 2016年ミャンマー・チャウ地震で被災したバガン遺跡群の地震被害状況及び構造的特徴 (その1)バガン遺跡群の文化遺産建造物における地震被害の概要
- グループワークの満足度にモチベーション及びリーダーシップが及ぼす影響
- ネパールにおける層塔建築物の地震被害と構造性能評価に関する研究 その1 地震被害の概要
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