メディア情報学部 メディア情報学科
浦正広 研究室
自身の身近な問題を通して、人々の生活をより豊かにするメディアをデザイン
運筆リズムをなぞって練習するペン字アプリ、こどもが制作できる小さなプロジェクションマッピング、ICTを取り入れた介護レクリエーション、狭い作業スペースに開放感をもたらすデジタル窓、怖がりの人でも楽しめるVRお化け屋敷……。いずれも学生さんが抱える身近な「?」を育み、学会やコンテストで受賞するに至った研究テーマです。
このような、学生さん一人ひとりに合わせた、幅広いメディア創造に取り組んでいます。
キーワード
- ヒューマンライフデザイン
- エンタテインメントコンピューティング
- 芸術科学
- 情報ディスプレイ
研究紹介
卒業研究(2019年度)
研究内容
・バスケットボールの1プレイの局面可能性のインタラクティブ可視化アプリ
・ファッションセンスの模倣のためのコーディネート感覚の数値化手法の提案
・VRにおけるインタラクションの段階変化とストレス発散度の関係性の調査
・落ち着けるVR空間による白衣高血圧症の緊張緩和効果の調査
・研究室におけるテーマの世代間断絶の回避のための知識継承データベースの構築
・描写対象物のバランス要素に着目した絵の巧拙の差異の数値化
・ボウリングにおける楽しさと公平性を両立させるハンディキャップゲームの提案
・電子ブロックを活用した保育支援のためのアイディア共創とその実作
・ディスプレイのフレームとゲーム酔いの関係性の調査
・座席位置における印象変化に基づく多視点ライブ映像コンテンツの設計指標の構築
・駐停車中の判断誤りを防止する自動車運転支援アプリの開発
卒業研究(2020年度)
研究内容
・グラフィティの広告応用に向けた広告性認知指標の構築
・人物の価値の他分野への伝達を支援する希少性置換システム
・Jリーグを題材としたふるさと納税返礼品による地域活性化モデル
・無観客ライブにおける観客の一体感の創出支援システム
・都市伝説のパターン化と効果的な都市伝説の生成法
・ゲーム実況動画の要素分析と説明動画制作への応用
・遠隔授業下において学生間交流を促進させるバーチャルキャンパス
・自己肯定感向上に向けた自己相対希少性データ生成システム
・バスケットボールを題材とするプログラミング教材
・CT・MRI画像を用いた髄内釘固定術VRシミュレータ
・ファンダメンタル要因の影響を抑える外国為替取引自動売買ソフト
・アブダクション能力向上のための科目統合型教材の開発
・頭身とポーズに基づく人型モデルの嘘パースの印象評価
卒業研究(2021年度)
研究内容
・構想の面白さを未経験者に伝える麻雀チュートリアルの制作
・損得勘定の可視化による非意欲的行動の実行支援システム
・漫画での活用に向けた料理写真のグレースケール加工における印象変化の調査
・犬の住環境理解のための人との五感の差異の体験システム
・ネット小説の読み書き支援に向けた要素分析に基づくコンテンツと人気度合いの関係性の調査
・縦横比に着目したコンテンツの要素分析および既コンテンツの向き最適化
・アドバイス最適化のための自他関係の相互理解の支援
・生活に重視する点を考慮した移住元・先の比較システム
・ゲームプレイ動画の巧拙が視聴者のプレイ意欲に与える影響の調査
・批判的思考によりSDGsを自分ごと化するゲームコンテンツの制作
・タイピング作業における打鍵音と集中力の関係性についての調査
・ゲーム理論に基づいた格闘ゲームの初心者と上級者の行動選択の差異の可視化
・日英語でのレポート執筆支援のためのWordアドオンの開発
卒業研究(2022年度)
研究内容
・スポーツの上達における自身の身体動作の成否動画の比較による言語化支援システム
・モニタアームを用いた3Dコンテンツのインタラクティブ観賞システム
・移動式水族館の教育効果を高めるインタラクティブコンテンツの制作
・未経験者に向けたルールと楽しさの理解を促進する回胴式遊技機のインタフェースの提案
・プログラミングの感覚的な理解を促すクイズシステムの開発
・アニメーション作品における色収差の利用方法の提案
・地域貢献・活性化に向けた選手の凄さを伝える独立リーグ球団の知名度向上モデルの提案
・活動自粛状況下での映画祭の維持・発展に向けた出張型映画祭の企画
・消費行動最適化のための購入前の物欲抑制および購入後の価値創出支援システム
・提示リズムのパーソナライズによる没入感・集中力向上支援システム
・トレーディングカードの価格適正化のための価格決定要因の分析
教員紹介
浦正広 講師・博士(情報科学)
略歴
学生へのメッセージ
「わからないを楽しむ」姿勢で、これまで多種多様な研究に取り組んできました。
学生の皆さんも、学生生活のなかでこれまで以上に沢山の「わからない」と出会って、楽しく活動してもらいたいと思います。
担当科目
プロジェクトデザイン特別科目(プロジェクト・ベースド・リベラルアーツⅠ) コンピュータグラフィックス演習 メディア情報専門実験・演習A プロジェクトデザインⅢ(浦正広研究室) プロジェクトデザイン特別科目(PDプラクティカルソリューション)(夏期集中講義) 修学基礎B アニメーション制作演習 プロジェクトデザイン実践(実験)(メディア情報学科) 作品制作 専門ゼミ(メディア情報学科)
研究業績
論文
- PBLにおける成績評価対象者の違いがリーダーシップに与える影響
- プロジェクトデザイン入門における実験設計の自由度が学習効果・意欲に及ぼす影響分析~情報系4学科を事例として~
- 姿勢推定を援用した実人型モデルの描画学習支援システム
- プロジェクトデザイン科目の効果的な授業運営に向けた学部特性の分析
- Surface Geometry and Visual Support and their Effect on Affordance: A Comparison Across Three Age Groups
- Serial dictatorship and unmatch reduction: A problem of Japan’s nursery school choice
- Local PR model by establishing open API for tourism information and related issues
- バルーンアートのデザイン支援のための複数本バルーンモデルの構造化と制作手順の自動生成
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