工学部 機械工学科

福留功二 研究室

FUKUDOME Koji
LABORATORY

マルチフィジックス流動現象の解明と予測・制御を目指します。

さまざまな流れをコンピュータによるシミュレーションで再現します。例えば凝縮・蒸発などといった細かい現象が互いに影響を及ぼしあう流れはとても複雑です。本研究室では、それらが互いに影響を及ぼしあうマルチフィジックス流動現象をターゲットに、シミュレーション手法の開発から、現象の理解と予測・制御までを行います。現在は、航空機の安全性や性能を高めるため、航空機の翼で生じる着氷現象の研究を進めています。

キーワード

  • 乱流工学
  • 伝熱工学
  • 数値シミュレーション
  • 航空機着氷
  • マルチフィジックス現象

ニュース&トピックス

NEWS & TOPICS

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研究紹介

RESEARCH

 

教員紹介

TEACHERS

福留功二  講師・博士(工学)

略歴

2004年
3月
高知工業高等専門学校 機械工学科 卒業

2006年
3月
高知工業高等専門学校 専攻科 機械・電気工学専攻 修了

2008年
3月
名古屋工業大学大学院 工学研究科 機能工学専攻 博士前期課程 修了

2013年
3月
名古屋工業大学大学院 工学研究科 機能工学専攻 博士後期課程 修了

2013年
4月
立命館大学 理工学部 機械工学科 特任助教 

2016年
4月
立命館大学 理工学部 機械工学科 助教 

2018年
4月
東京理科大学 工学部機械工学科 助教 

2019年
4月
東京理科大学 大学院工学研究科 研究指導補助教員 

2023年
4月
金沢工業大学 工学部 機械工学科 講師 

専門分野

専門:航空機着氷,粒子デポジション,エロージョン、伝熱,対流,非相似性,成層乱流,凝固、乱流構造,乱流遷移,着氷

学生へのメッセージ

機械工学を学ぶ中で、空気や水などの流体の流れに大変興味を持ちました。これらの流れは目には見えないものが多いですが、実際に流れの可視化をしてみると、とても不思議な流れの様相を観察することができます。また、コンピュータを利用したシミュレーションによって、より詳細に現象を観察出来たり、実際には実験が困難な流れも予測することができます。これらの流れの解明と予測、さらに制御を通して、よりよい社会の実現に貢献したいと考えております。
主に取り組んでいるテーマは、マルチフィジックス流動現象の解明と予測・制御を行っております。これは、流体の流れに凝縮などの相変化などの種々の物理現象が複合したものです。これらの流れをコンピュータによるシミュレーションで再現する手法の開発から、現象の理解と予測・制御までを行っています。現在は、航空機の安全性や性能を高めるため、航空機の翼で生じる着氷現象やジェットエンジンの粒子付着の研究を進めています。また、コンピュータシミュレーションを用いて熱交換器や機器の冷却の高効率化を実現する流れの研究を行っています。
流れや熱の輸送に関連した現象、コンピュータシミュレーションに興味がある方,ぜひ一緒に研究を進めましょう.

担当科目

工業力学Ⅰ  機械応用プログラミングⅠ  プロジェクトデザインⅡ  熱力学Ⅱ  プロジェクトデザインⅢ(福留功二研究室)  工業力学Ⅱ  熱力学Ⅰ  機械応用プログラミングⅡ  専門ゼミ(機械工学科)  

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