情報理工学部 知能情報システム学科

稲垣未来男 研究室

INAGAKI Mikio
LABORATORY

感覚情報処理に関わる脳内サブシステムの理解と脳に倣った人工知能技術の研究開発

脳は全体として1つのシステムとして機能しますが、それぞれが特定のはたらきを担う複数のサブシステムの集合として構成されています。感覚情報処理に関わるこのようなサブシステムの特性を理解すること、そして、その本質を人工知能技術に反映させることを目指して、研究・開発を進めています。

キーワード

  • 人工知能
  • ニューラルネットワーク
  • 神経科学
  • 視覚科学
  • 感性工学

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研究紹介

RESEARCH

 

教員紹介

TEACHERS

稲垣未来男  准教授・博士(工学)

略歴

1999年
3月
岐阜県立加茂高等学校 卒業

2003年
3月
大阪大学 基礎工学部 システム科学科生物工学コース 卒業

2010年
3月
大阪大学大学院 生命機能研究科 生命機能専攻 5年一貫制博士課程 修了

2010年
4月
大阪大学大学院 生命機能研究科 特任研究員 

2015年
4月
大阪大学大学院 生命機能研究科 助教 

2022年
4月
情報通信研究機構未来ICT研究所 脳情報通信融合研究センター 研究員 

2024年
4月
金沢工業大学 工学部 情報工学科 准教授 

専門分野

専門:人工知能、ニューラルネットワーク、神経科学、視覚科学、感性工学

学生へのメッセージ

私たちが目を通して外界の様子を認識するとき、脳の中ではさまざまな視覚情報処理が行われています。この視覚情報処理の特性を理解すること、そしてその本質を情報工学へ応用することを目標にして研究開発を進めています。脳と聞くと生物分野を連想する方も多いと思います。実際に脳は生物の器官です。しかし脳の行っている情報処理(例えば、ある感覚入力に対してどのような運動出力を出すのかを決定)は情報分野で扱うことができます。その情報処理を計算機上で模倣したり、シミュレーションしたりすることができます。システムとしての脳を扱う研究領域はシステム神経科学と呼ばれており、情報分野と親和性の高い研究領域です。長年にわたる進化の過程で発展してきた脳の視覚情報処理には、学ぶべき優れた利点がまだまだ隠されていると思っています。興味のある方はぜひ一緒に研究しましょう!

担当科目

プログラミングⅠ  プロジェクトデザイン入門(実験)(メディア情報学科)  プロジェクトデザインⅡ  プログラミングⅡ  プログラミングⅢ  プロジェクトデザインⅠ  確率と統計  プロジェクトデザイン実践(実験)(情報工学科)  プログラミングⅡ(再履修クラス)  専門ゼミ(情報工学科)  

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