情報工学科3年 市村凌久さん。
金沢工業大学の課外活動プロジェクト「Bus Stopプロジェクト」。大学が立地する野々市市内を走るコミュニティバスやシャトルバスの現在位置がわかるシステムを開発し、実証実験をおこなっています。昨年、情報工学科3年の市村凌久さんたちが中心となってシステムをリニューアル。運行状況のリアルタイム確認や、病院や学校に加えてあらたに飲食店紹介画面を追加するなど利便性が大幅に向上しました。
魅力ある町づくりの実現に向けたプロジェクト活動をはじめ、積極的に学生生活を送る市村さんをご紹介します。
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大学院情報工学専攻博士前期課程2年 二飯田大暉さん(2025年3月修了)。
KIT金沢工業大学大学院を修了し、社会人として一歩を踏み出している二飯田大暉さん。併設校の国際高等専門学校時代から情報について学んできました。9年間の学びの集大成は、今や医療やエンタテインメントなど様々な世界で活用されているMR(複合現実)について。現実と仮想世界を融合させ、リアルタイムでのインタラクションを可能にする技術です。二飯田さんは身近な料理に注目。MRを活用した調理支援システムを提案し、国内外の学会で紹介しました。学部4年次からは課外活動でもVRやMRコンテンツ制作に関わるなど技術や知識を高めてきた二飯田さん。
KITで好きなことを学べた充実感と新しい世界に期待を寄せる姿をご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程2年 大味優樹人さん。
IT技術を使って人々に役立つものづくりがしたいと、KIT金沢工業大学情報工学科に進学した大味優樹人さん。学びの集大成として取り組んだ研究は、全国の道路施設の点検データを活用した橋梁の効率的な維持管理に向けたシステム構築について。内閣府の国家プロジェクトです。老朽化が進む全国の橋梁の現状に人口分布や交通量などのデータを集約し解析、補修優先度が示されるシステムです。学業以外でもソフトウェア開発を請け負うなど技術を高めてきた大味さん。
春からは技術者として社会にはばたく大味さんをご紹介します。
情報工学科3年 松村拓洋さん。
生活支援ロボットの開発に取り組んでいる金沢工業大学夢考房RoboCup@Homeプロジェクト。今年夏にオランダで開催されたRoboCup世界大会の@Home playgroundで見事準優勝を果たしました。プロジェクトリーダーとしてチームを引っ張ったのは、3年松村拓洋さんです。今回、ロボットがオーナーの荷物を運ぶ「Carry My Luggage」や、ゲストの名前と好みのドリンクを聞き、指定の部屋まで案内する「Receptionist」など4つの競技に挑戦した夢考房チーム。彼らのロボット「Happy mimi」は、画像解析や音声認識など3つのセンサーから得た情報をAIが瞬時に解析していきました。来年に向けてより人間らしいロボットをと、活動を続けている松村さんたち。
プロジェクトメンバーみんなで掴んだ世界第2位を松村さんのインタビューでご紹介します。
情報工学科4年 鈴木晃輝さん。
KIT金沢工業大学には、英語を生かした課外活動や様々な留学プログラムなど語学を通して世界を大きく広げるための環境があります。情報工学科で学ぶ鈴木晃輝さんもコロナ禍が落ち着きを見せて来た2年次中頃から留学生との交流イベントなどに積極的に参加してきました。中でも東南アジアの学生たちと協力しながら、課題発見、解決にとりくんだ「さくらサイエンスプログラム」は、貴重な経験になったと話します。また今年の夏は、日本で学ぶ世界各国の留学生が石川県に集い文化交流を行う「JAPAN TENT」で、リーダーとして学生ボランティアを率いました。
国際交流を通じて自身の成長を実感している鈴木さんをご紹介します。