大学院システム設計工学専攻博士前期課程2年 藤田佳典さん。
KITを『自分自身の転機』という藤田さん。この春から麒麟麦酒の医薬部門に就職が決まっています。
もともとはIT業界に進みたいと思っていたそうですが、家族の病気がきっかけで、私たちの生活の根幹を支える"食"という視点に関心が移りました。大学院進学後に取り組んだ研究は、「食品のパッケージデザインが品質の評価に及ぼす影響について」。これは、パッケージデザインなど目に見える情報によっても、消費者の味覚が変わるのではないか?という研究で、実験の結果、実際に風味などに変化がみられたことがわかりました。
静岡県の食品メーカーとの共同研究としてすすめられ、日本感性工学会で優秀発表賞を受賞した藤田さん。
共同研究者である先輩のインタビューも交えてご紹介します。
登録されているタグ
・心理情報デザイン学科
・研究
Pickup Content
大学院システム設計工学専攻博士前期課程2年 下出遥華さん(2025年3月修了)。
この春KIT金沢工業大学大学院を修了し、社会人として第一歩を踏み出している下出遥華さん。学びの集大成の研究テーマは、作り笑顔の特徴を明らかにしようというものでした。他人の細かな表情の変化に敏感な性格から興味を持ち研究に取り組んだ下出さんですが、KITでの学生生活は彼女自身が大きく変わり、成長を実感した6年間でもあったと振り返ります。
新しい世界を知ることが楽しいと、学びも課外も積極的に活動した下出さんの姿をインタビューとともにご紹介します。
心理科学科4年 西沢晴世さん(2025年3月卒業)。
心理学の学びを通して、人を知り、人に寄り添い、そして社会に応用できたらとKIT金沢工業大学心理科学科に進学した西沢晴世さん。4年間の学びの集大成として選んだテーマは、過去や未来にとらわれることなく「今、ここ」に目を向けることの大切さを認識してもらおうというもの。それが、多くの人が抱える生きづらさの解消につながるのではと考えました。アニメと仏教哲学からヒントを得て学習プログラムを組み立てた西沢さん。学習者にとっても「今、ここ」を深める貴重な機会となったようです。
生まれ育った地域に貢献したいと地元石川で社会人として第一歩を踏み出している西沢さんをご紹介します。
心理科学科4年 山本キラさん。
工業大学で学ぶ心理学に魅力を感じ、KIT金沢工業大学心理科学科に進学を決めた山本キラさん。とりわけ1年次から全学生が取り組むプロジェクトデザイン教育、問題発見から解決に至る過程や方法をチームで実践しながら学ぶKITオリジナルの授業で、貴重な知識や技術を身につけていきました。3年次の取り組みでユーザーがサービスや製品で最も良い体験ができるよう設計するUXデザインに興味を持った山本さん。学びの集大成となる研究テーマは、企業ミュージアムの体験価値を高める学習デザインについてです。
KITでの学びを生かし、地元石川県にある企業のファクトリーパークで新しい一歩を踏み出す山本さんをご紹介します。
大学院システム設計工学専攻博士前期課程1年 山下真愛さん。
「いのち支える動画コンテスト」で、KIT金沢工業大学大学院1年の山下真愛さんと下出遥華さんのアイデアが140点近い応募から優秀賞として選ばれ、動画作品として公開されました。タイトルは『笑顔の裏には…』。笑っていても本当は辛い思いもあることを知ってほしいというメッセージを込めました。本格的な動画制作は初めてでしたが、友人や地元の高校生の協力も得て人に訴えかける作品が出来たと話していました。この経験をきっかけに新たな関心も生まれてきたと話す山下さん。
制作風景や作品への思いなど山下さんのインタビューとともにご紹介します。