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ロボティクス学科4年 岩崎健吾さん。
KITロボティクス学科で学んだ岩崎さん。彼は、2006年に夢考房自律走行車プロジェクトを仲間とともに立ち上げました。自律走行車とは、カメラやセンサーなどから得られる画像や位置情報をもとに障害物などを見分け、それらを避けながら目的地をめざす自動車です。まさにゼロからのスタートでしたが、研究成果の確認として、ロボットが自分で考え1kmの公道を走行する屋外実験「つくばチャレンジ」に2年連続で出場するなど積極的に活動してきました。
メンバーたちが次なるステップとして取り組んでいるのは、これまで蓄積した技術を活かし、市販車に搭載可能な自律走行システムの開発です。
思いを後輩たちに託し、社会人としての一歩を踏み出す岩崎さん。夢考房自律走行車プロジェクトがめざすロボット開発について、岩崎さんのKITでの活動とインタビューでご紹介します。
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ロボティクス学科4年 田中航平さん。
7月、大阪・関西万博EXPOメッセで開催されたWorld Robot Summit。その中心的なコンテストであるフューチャーコンビニエンスストアチャレンジに、KIT金沢工業大学 出村研究室の学生たちが出場しました。これは、ロボット技術で未来のコンビニエンスストア実現をめざした競技会です。2024年の大会で世界の頂点に立ったチーム「Happy Robot」ですが、今年は電装系のトラブルが何度も彼らを襲い悔しい結果となりました。
ハード班リーダー 田中航平さんのインタビューで今年の戦いを振り返ります。
大学院機械工学専攻博士前期課程1年 坂崎大氣さん。
7月、大阪・関西万博EXPOメッセで国際的なロボット複合イベント「World Robot Summit」が開催されました。その中心となるコンテスト、フューチャーコンビニエンスストアチャレンジに、KIT金沢工業大学ロボティクス学科 出村研究室のチームが出場しました。これは、ロボット技術により商品の陳列や廃棄品の入れ替えなどの業務に関する従業員の負担を軽減し、あらたな顧客サービスを提供する未来のコンビニエンスストア実現を目的とした競技会です。昨年の大会では、圧倒的な成績で優勝を飾ったチーム「Happy Robot」。今年は、大学院1年 坂崎大氣さんをチームリーダーにさらに進化させたロボットで大会に挑みました。しかし電装系のトラブルが何度もチームを襲い・・・。
大会会場で日々変わるロボットの状況にチーム一丸となって向き合う様子を、坂崎さんのインタビューとともにご紹介します。
ロボティクス学科3年 滝澤正美さん。
今年も「NHK学生ロボコン」が開催され、日本代表の座をかけて全国から厳しい審査をクリアした20チームが出場しました。KIT金沢工業大学夢考房ロボットプロジェクト「Team_Robocon」は、12年連続の出場。今年チームを率いたのは、3年 滝澤正美さんです。毎年新しいルールで行われるロボコンの今年のテーマは、ロボットバスケットボール。滝澤さんたちは、機械学習を初めて導入し、ドリブル、パス、シュートと完成度を高めたロボットで予選2試合に臨みました。見事な3ポイントシュートも決めましたが…。
再びの栄光を信じ、ロボコンの舞台に立った貴重な経験をしっかりと後輩たちに伝えたいと話す滝澤さんを、試合の様子とともにご紹介します。
ロボティクス学科4年 田中悠太さん。
未来のコンビニエンスストア実現を目的に、昨年11月に開催された自律移動ロボットによる競技会「WRS Future Convenience Store Challenge2024 」。商品の陳列や廃棄品の回収作業を自動化する競技で、KIT金沢工業大学ロボティクス学科 出村研究室のチームが、圧倒的な成績で見事優勝を果たしました。ロボットの設計開発、陳列タスクの制御、回路を担当した田中悠太さん。壊れにくく、修理しやすいロボットをめざし製作した1か月半でした。この経験は、技術者として一歩を踏み出す工作機械メーカーでも必ず活かせるはずと話します。
チームHappy Robotの活躍を田中さんのインタビューとともにご紹介します。