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バイオ化学科4年 高野 晃一さん。栄養価が高く、優れた発酵食品である納豆。この納豆をつくる納豆菌に着目して研究している学生です。納豆菌の有効利用をバイオテクノロジーから探る袴田研究室で高野さんが取り組み始めているのは、納豆菌を農薬の代わりに使えないかというもの。培養した納豆菌を、条件を変えて散布しながら稲や野菜の成長過程を観察していきます。
違う土地の文化や人に触れながら研究に取り組む高野さん。研究とともに、城下町金沢の初夏を彩る百万石祭りで、仲間と参加した踊り流しもあわせてご紹介します。
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生命・応用バイオ学科3年 Amanda Rosario Josephine Gabriella Anribariさん。
この夏、国連の中核的な機関「国連開発計画」(UNDP)が主催する次世代リーダーを育成するプログラム「UNDP Student Ambassador」に、KIT金沢工業大学の学生3人が選ばれました。学生団体「SDGs Global Youth Innovators」に所属する学生たちです。その中の一人、生命・応用バイオ学科3年のアマンダ アンリバリさんは、1年次からSDGsに関するさまざまな活動に参加。この9月には開発段階から携わるSDGsカードゲーム「クロス」のネパール版を通じて現地の若者たちと交流しました。彼女の積極性は課外だけではありません。研究室体験プログラムを活用してがん細胞の増殖を抑える研究にも取り組んでいます。
好きなことに挑戦しながら将来は母国インドネシアの支えになれたらと話すアマンダさんをご紹介します。
大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 加藤達貴さん。
岐阜県からKIT金沢工業大学応用バイオ学科に進学した加藤達貴さん。もともとは遺伝子組み換えなどに興味を持っていましたが、KITの学びの中で健康食品や機能性食品への関心が強くなりました。尾関研究室で取り組んだ集大成のテーマは、腸活や角質水分量を高める効果があるたんぱく質の一種、レジスタントプロテイン(RP)を多く含んだ甘酒製法の開発についてです。鍵としたのは、甘酒の製造時間短縮化。加藤さんは日本酒の醸造過程からヒントを得て短時間での製造を可能にし、結果、RPの含有量が多い甘酒の開発に成功しました。
人々の生活に役立つような仕事をしていきたいと抱負を語る加藤さんをご紹介します。
応用バイオ学科4年 蓬澤陸さん。
2024年1月、石川県を最大震度7の揺れが襲った能登半島地震。甚大な被害をもたらした大地震に、すぐにでも自分たちが力になれることはないかと活動をおこしたKIT金沢工業大学の学生たちがいます。教職課程を履修する学生たちを中心に結成された復興支援ボランティア「JAN2」です。2月、応用バイオ学科 蓬澤陸さんたちの呼びかけに100名をこえる学生たちが集まりました。JAの協力を得て、金沢市や白山市の施設に集団避難生活を送る中学生たちのもとへ必要な物資を届けたり、清掃活動を続けてきた蓬澤さんたち。夏には、珠洲市の小中学校を訪ねて学習支援を行うなど児童・生徒たちとの交流を深めていく中で、新たな企画も生まれました。
活動を通して多くの学びや気づきがあったと話すJAN2の活動を、蓬澤さんのインタビューとともにご紹介します。
応用バイオ学科4年 杉本悠乃さん。
まもなく社会人として第一歩を踏み出す杉本悠乃さん。KIT金沢工業大学では、課外活動に研究にと積極的な学生生活を送った学生です。1年次から学生主体でラジオ番組の企画から制作、放送に携わるWAVEプロジェクトに参加。企業と学生が共同で食をテーマに新しい価値を創造するフードクリエイションプロジェクトでは、ラーメン店オープンに向けて新メニューの開発に取り組みました。そして野村一樹研究室での卒業研究は、新鮮な色合いや風味を損なわないイチゴジャムの長期保存技術の開発についてです。KITの学びで、食への関心を高くしたという杉本さん。
将来は、ヒット商品を生み出す人材にと話す杉本さんをご紹介します。