応用バイオ学科4年 佐々木佳純さん。
生物の遺伝について関心を持ち、大学で学んでみたいと秋田県からKIT応用バイオ学科に進学した佐々木さん。学びとともに熱中したのがバスケット部での活動です。昨年、キャプテンとしてのぞんだ北信越春季リーグ戦で優勝、2部リーグ昇格を決め、女子バスケット部の新たな一歩に大きく貢献しました。そして視覚情報処理の仕組みを解明する吉澤研究室では、人間が動いている時の空間構造の知覚について取り組んだ佐々木さん、まさに文武両道を貫いた頑張り屋です。
まもなく新社会人としての生活がスタートする佐々木さんをインタビューと映像でご紹介します。
登録されているタグ
・生命・応用バイオ学科
・研究
・学友会(部活動等)
・女子学生
Pickup Content
応用バイオ学科4年 蓬澤陸さん。
2024年1月、石川県を最大震度7の揺れが襲った能登半島地震。甚大な被害をもたらした大地震に、すぐにでも自分たちが力になれることはないかと活動をおこしたKIT金沢工業大学の学生たちがいます。教職課程を履修する学生たちを中心に結成された復興支援ボランティア「JAN2」です。2月、応用バイオ学科 蓬澤陸さんたちの呼びかけに100名をこえる学生たちが集まりました。JAの協力を得て、金沢市や白山市の施設に集団避難生活を送る中学生たちのもとへ必要な物資を届けたり、清掃活動を続けてきた蓬澤さんたち。夏には、珠洲市の小中学校を訪ねて学習支援を行うなど児童・生徒たちとの交流を深めていく中で、新たな企画も生まれました。
活動を通して多くの学びや気づきがあったと話すJAN2の活動を、蓬澤さんのインタビューとともにご紹介します。
応用バイオ学科4年 杉本悠乃さん。
まもなく社会人として第一歩を踏み出す杉本悠乃さん。KIT金沢工業大学では、課外活動に研究にと積極的な学生生活を送った学生です。1年次から学生主体でラジオ番組の企画から制作、放送に携わるWAVEプロジェクトに参加。企業と学生が共同で食をテーマに新しい価値を創造するフードクリエイションプロジェクトでは、ラーメン店オープンに向けて新メニューの開発に取り組みました。そして野村一樹研究室での卒業研究は、新鮮な色合いや風味を損なわないイチゴジャムの長期保存技術の開発についてです。KITの学びで、食への関心を高くしたという杉本さん。
将来は、ヒット商品を生み出す人材にと話す杉本さんをご紹介します。
大学院 バイオ・化学専攻博士前期課程2年 進藤 菖さん。
高校生の時に発酵食品に興味を持ち、岐阜県から金沢工業大学応用バイオ学科に進学を決めた進藤 菖さん。念願の尾関研究室で取り組んだ研究テーマは、甘酒に含まれるレジスタントプロテイン(RP)と呼ばれるタンパク質の一種について。便通改善やコレステロール低減効果が期待できる成分ですが、進藤さんは市販の甘酒の分析から大学院では国産米や外国産米など13種類の原料から甘酒を作製し、原料の違いによりRPの含量などにどんな特徴がみられるかを検討しました。この研究成果が高く評価され、日本醸造協会誌に論文掲載が受理されました。
KITで自身の成長を実感できたと話す進藤さんをご紹介します。
大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 山川達也さん。
高校生の時にどぶろくづくりに関わる人と出合い、大学では発酵などについて学んでみたいとKIT金沢工業大学応用バイオ学科に進学した山川達也さん。学部1年次から発酵微生物などの研究を進める尾関研究室に通い、発酵産業活性化プロジェクトにも参加して知識や技術を高めていきました。6年間の学びの集大成は、日照りなどによって品質が低下してしまった高温障害米と言われる酒米の救世主となる酵素剤の開発についてです。産学連携での取り組みは、酒造メーカーに明るい光をもたらす研究成果をだしました。
KITで自身の大きな成長を実感しているという山川さんをご紹介します。