大学院バイオ・化学専攻 博士前期課程1年 永井佑果さん。
子供のころから生き物が大好きだという永井佑果さん。永井さんは学部1年次からバイオ・化学部の研究室体験プログラムに参加して、研究室活動に参加してきました。
現在、応用バイオ学科 長尾研究室で取り組んでいるのは、コオロギが餌を食べる際にみせる行動について。脳の構造が簡単なコオロギを探ることで、人間の行動のメカニズム解明につなげたいとしています。4年次には米国の提携校に留学し、貴重な経験を積みました。
人間と生き物が折り合いのつく世界に貢献できる研究をしていきたいと話す永井さんをご紹介します。
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大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 加藤達貴さん。
岐阜県からKIT金沢工業大学応用バイオ学科に進学した加藤達貴さん。もともとは遺伝子組み換えなどに興味を持っていましたが、KITの学びの中で健康食品や機能性食品への関心が強くなりました。尾関研究室で取り組んだ集大成のテーマは、腸活や角質水分量を高める効果があるたんぱく質の一種、レジスタントプロテイン(RP)を多く含んだ甘酒製法の開発についてです。鍵としたのは、甘酒の製造時間短縮化。加藤さんは日本酒の醸造過程からヒントを得て短時間での製造を可能にし、結果、RPの含有量が多い甘酒の開発に成功しました。
人々の生活に役立つような仕事をしていきたいと抱負を語る加藤さんをご紹介します。
応用バイオ学科4年 蓬澤陸さん。
2024年1月、石川県を最大震度7の揺れが襲った能登半島地震。甚大な被害をもたらした大地震に、すぐにでも自分たちが力になれることはないかと活動をおこしたKIT金沢工業大学の学生たちがいます。教職課程を履修する学生たちを中心に結成された復興支援ボランティア「JAN2」です。2月、応用バイオ学科 蓬澤陸さんたちの呼びかけに100名をこえる学生たちが集まりました。JAの協力を得て、金沢市や白山市の施設に集団避難生活を送る中学生たちのもとへ必要な物資を届けたり、清掃活動を続けてきた蓬澤さんたち。夏には、珠洲市の小中学校を訪ねて学習支援を行うなど児童・生徒たちとの交流を深めていく中で、新たな企画も生まれました。
活動を通して多くの学びや気づきがあったと話すJAN2の活動を、蓬澤さんのインタビューとともにご紹介します。
応用バイオ学科4年 杉本悠乃さん。
まもなく社会人として第一歩を踏み出す杉本悠乃さん。KIT金沢工業大学では、課外活動に研究にと積極的な学生生活を送った学生です。1年次から学生主体でラジオ番組の企画から制作、放送に携わるWAVEプロジェクトに参加。企業と学生が共同で食をテーマに新しい価値を創造するフードクリエイションプロジェクトでは、ラーメン店オープンに向けて新メニューの開発に取り組みました。そして野村一樹研究室での卒業研究は、新鮮な色合いや風味を損なわないイチゴジャムの長期保存技術の開発についてです。KITの学びで、食への関心を高くしたという杉本さん。
将来は、ヒット商品を生み出す人材にと話す杉本さんをご紹介します。
大学院 バイオ・化学専攻博士前期課程2年 進藤 菖さん。
高校生の時に発酵食品に興味を持ち、岐阜県から金沢工業大学応用バイオ学科に進学を決めた進藤 菖さん。念願の尾関研究室で取り組んだ研究テーマは、甘酒に含まれるレジスタントプロテイン(RP)と呼ばれるタンパク質の一種について。便通改善やコレステロール低減効果が期待できる成分ですが、進藤さんは市販の甘酒の分析から大学院では国産米や外国産米など13種類の原料から甘酒を作製し、原料の違いによりRPの含量などにどんな特徴がみられるかを検討しました。この研究成果が高く評価され、日本醸造協会誌に論文掲載が受理されました。
KITで自身の成長を実感できたと話す進藤さんをご紹介します。