情報工学科4年 中川秀門さん。
農業現場で発生している課題解決に取り組むことを通じて、地域社会の新たな価値創造にチャレンジする活動を続けている「Project One」。KIT情報工学科 袖研究室のメンバーが中心で、中川秀門さんもその一人です。
中川さん達が目指しているのは、高齢化や後継者不足の解決にむけ、農業経験者でなくても安定した収穫が見込める「おいしい米づくりのシステム化」です。
初年度は水田の情報を収集するため、カメラやセンサを搭載した装置を開発。リアルタイムでデータを管理するシステムを構築しました。
多くの出会いや仲間の大切さを知った4年間だったと振り返る中川さんを活動の様子やインタビューとともにご紹介します。
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情報工学科4年 小林諒多さん。
今春、社会人として第一歩を踏み出す小林諒多さん。新潟県からKIT情報工学科に進学しました。勉強にあたっては、仲間との協力や学内の施設を積極的に活用したと話します。そんな小林さんが学びの集大成として取り組んできたテーマは、人の好みにもとづいた石川県の日本酒推薦システムの開発です。日本酒産業は県を代表する産業の一つですが、限られた銘柄だけではなくもっと広く知ってもらい、さらなる産業発展に貢献できたらというものです。研究の成果は、先ごろ行われた情報処理学会全国大会で発表。慌ただしい日々が続きました。
小林さんのKITでの学びを放送で振り返ります。
情報工学科4年 小島弘道さん。
情報について深く学びたいと新潟県から進学した小島弘道さん。アルバイトも組込みソフト技術が学べ活かせるIT企業で行ってきました。4年次の卒業研究として長田研究室で企業と共同で取り組んでいるのは、深層学習に基づくコンクリートの締固め判定システムについて。熟練技術者の経験によって行われている判定方法の代わりとなりうる提案で、品質を確保しながらの省人・省力化に向け、小島さんはさらなる精度向上をめざして研究を続けてきました。満足度の高い学生生活を送ることができたと話す小島さん。
AI技術の活用で、より便利な世の中をつくることができたらという小島さんをご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程2年 山﨑晃平さん。
KIT金沢工業大学大学院で情報工学を専攻する山﨑晃平さん。6年間の学びの集大成は、高齢者の健康寿命をのばすことを目的としたスマートシューズ関連の研究です。日常の動作である歩行に着目し、インソール(中敷き)型の歩容センサーを開発、運動能力や下肢機能などの歩行パターンの評価を行うことをめざしています。自身の研究だけではなく後輩のサポートや学外での活動など積極的な毎日を送る山﨑さん。春からは、国内外でアミューズメント事業などを展開する企業で第一歩を踏み出します。
これからもさらに多くの人たちの喜びにつながるものづくりに関わっていく山﨑さんをご紹介します。
情報工学科4年 岡田海都さん。
情報についてより深く学んでみたいと静岡県からKIT金沢工業大学に進学した岡田海都さん。KITでは勉強はもちろん、水泳部での課外活動にも力を注いできました。金道敏樹教授のもとで取り組む卒業研究テーマは、「車間距離と心拍数を組み合わせたHMIの開発」(*HMIはヒューマンマシンインターフェースのこと)。企業の自動運転技術と組み合わせることで、手軽にストレスなくドライバーを安全運転へと導くことをめざしたものです。今春、念願の自動車メーカーで技術者として第一歩を踏み出す岡田さん。
安全で人にやさしい車の開発をめざしたいと話す岡田さんをご紹介します。