電気電子工学科3年 嶋崎竜哉さん。
学生たちが自ら設計・製作した車輌によりものづくりの総合力を養う「全日本学生フォーミュラ大会」が今年も開催されました。
昨年、全種目遂行を達成したKIT夢考房フォーミュラカープロジェクト。さらに躍進したいとプロジェクトリーダー嶋崎竜哉さんをはじめとする今年は300kmを越える試走を重ね大会に臨みました。
トップエンジニアたちによるデザインやコストなどの静的審査、車検をクリアし、車の走行性能を競う動的審査へ。順調に見えたKITチームを突然のアクシデントが襲いました。再車検の通達に果たして彼らは・・・。
国内外から100チーム以上がエントリー。学生の頂点を目指す大会に挑んだKITチームの奮闘を、嶋崎さんのインタビューとともにご紹介します。
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電気電子工学科4年 宮腰昂希さん。
電気系最難関国家資格である第一種電気主任技術者試験(電験一種)に、学部3年次で合格した学生がいます。KIT金沢工業大学電気電子工学科の宮腰昂希さん。KITでは41年ぶりの学部生合格者です。工業高校時代から様々な資格を取得してきた宮腰さんですが、本格的な電験の勉強からおよそ2年での快挙に、最初は半信半疑だったと振り返ります。
資格は努力の可視化であり、これからもいろいろな勉強を続けていきたいと話す宮腰さんを、卒業研究の様子も交えてご紹介します。
電気電子工学科3年 金子誠志郎さん。
5月、究極の省エネカーレース「ワールド・エコノ・ムーヴ」が今年も秋田県大潟村で開催され、KIT金沢工業大学夢考房エコランプロジェクトが出場、嬉しい初の表彰台となりました。夢考房チームが出場した鉛電池部門は、大会側から支給される同一コンディションのバッテリーを用いて、2時間の走行距離を競います。今年は、車両を新しく製作。軽量化をコンセプトに、あえて木製のフレームを採用するなど学生たちの斬新なアイデアが随所に組み込まれています。自分たちが作り上げた車がコースを駆け抜ける姿に、大会のエネルギーマネジメントを担った金子誠志郎さんは大きな充実感をもったに違いありません。
新車両「Falke_Mark2」を、次はモーター製作でさらに記録をのばしたいと話す金子さんのインタビューとともにご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程1年 伊藤 渉さん。
将来の職業を幹部自衛官と定め、意識を高く持って毎日を送る学生がいます。KIT金沢工業大学大学院1年の伊藤 渉さんです。伊藤さんは学部1年次に予備自衛官に合格、さらに4年次には自衛隊奨学生試験に挑み、見事合格を手にしました。一方、所属する横谷研究室では、無線伝送品質のIoT通信への影響分析について取り組み、その成果を3月に開かれた電子情報通信学会で発表、高い評価を得ています。
自身の描く姿に向かって努力を怠らない伊藤さんの姿をご紹介します。
金沢工業大学大学院電気電子工学専攻博士後期課程3年 渡部佳月さん。
まもなく社会人としてスタートを切る渡部佳月さん。KIT金沢工業大学電気電子工学科に群馬県から進学しました。学部1年次に大澤直樹教授の研究テーマに惹かれた渡部さん。4年次から大学院博士後期課程までの6年間にわたって、大澤研究室が世界で初めて発見した大気圧空気中での均一バリア放電現象のメカニズム解明に取り組んできました。博士後期課程での3年間に6度の学会発表、昨年は、優れた若手研究者として2度の表彰を受けました。
KITでの学びやこれからの経験を通して日本の工業を支えられる研究者をめざしたいと話す渡部さんをご紹介します。