大学院機械工学専攻博士前期課程2年 飯岡大樹さん
中学生のころからパイロットに憧れていたという飯岡大樹さん。航空について学びたいと静岡県からKIT航空システム工学科に進学しました。
入学後は、夢考房小型無人飛行機プロジェクトに参加して機体設計から製作まで取り組み、大会に出場してきました。
現在は所属する佐々木研究室で、火星探査飛行機などに応用可能な低レイノルズ数域における薄翼の研究にあたる毎日。学会にも積極的に参加しています。
KITでの学びや経験を通じて航空機開発への思いが強くなり、夢の第一歩を掴んだ飯岡さんをご紹介します。
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航空システム工学科3年 橋本雄介さん。
今秋、全日本学生室内飛行ロボットコンテストが開催され、KIT金沢工業大学夢考房小型無人飛行機プロジェクトが自動操縦部門で4年ぶりの優勝を果たしました。大会WEBサイトでは「最も自動離着陸達成に近い優勝候補」と紹介された夢考房チーム。東京大学や東京農工大学チームを抑えての優勝でしたが、大会会場でのテストフライトではノーコントロールに陥るなど不安を抱えながらの本番でした。それでも大会リーダー橋本雄介さんをはじめチーム一丸となって危機を回避。予選、決勝での見事な飛行で観客を魅了しました。
問題が起きても自分たちで解決できたことが大きな喜びと話す橋本さんのインタビューで今年の機体「RI270」で掴んだ嬉しい結果をご紹介します。
航空システム工学科2年 大川知晃さん。
全日本学生室内飛行ロボットコンテストが開催され、KIT金沢工業大学夢考房小型無人飛行機プロジェクトは自動操縦部門に出場し、4年ぶりの優勝を手にしました。昨年度の機体をベースに翼の大型化や電装系統の見直しなどを行い、更なる安定性と信頼性の向上に成功。パイロットで機体製作も担当した大川知晃さん、大きな自信で臨んだ大会でしたが、1位で通過した予選の後、機体はNo Controlに陥ってしまうというアクシデントに見舞われました。その状態は決勝が始まっても続きました。メンバーが機能修正して見事復活。
アクシデントを乗り越え素晴らしい飛行を見せた夢考房チームの機体「RI270」を大川さんのインタビューとともにご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 大賀竜平さん。
8月、三重県でジェットエンジン固定翼ドローンの飛行試験が行われました。これは、KIT金沢工業大学大学院の授業の一環として実施され、新型エンジンの飛行特性の取得と、学生が作成したプログラムによる初めての自律飛行試験を目指したものでした。離陸から着陸まで全工程の自律飛行プログラムを作成したのが、大学院2年 大賀竜平さんでした。ドローンに高い関心を持ち、静岡県からKIT航空システム工学科に進学。学部1年次の秋からは、実運用をめざしたドローン研究に取り組む赤坂研究室に通い始めました。今回のテスト飛行では、機体のトラブルで自律飛行の実証までは至りませんでしたが、大賀さんは飛行シミュレーションを重ね、実現に向けた研究を続けています。
飛行試験の様子とともに、ドローンへの思いを話す大賀さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程1年 井口小太郎さん。
千葉県からKIT航空システム工学科に進学しました。学科の学びにいかせるような活動がしたいと、学部1年次から夢考房人力飛行機プロジェクトに参加。コロナ禍で活動の制限を余儀なくされましたが、3年次には、飛騨エアパークでの飛行が実現しました。森合研究室所属後は、ロケットと極超音速ジェットエンジンを組み合わせた航空宇宙用の未来型エンジンについての研究に熱心に取り組んでいます。
充実した日々を送る井口さんの姿をご紹介します。