大学院システム設計工学専攻博士前期課程2年 中屋寛明さん。
文部科学省と民間企業が協働で若者の海外留学をバックアップする「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」に、KITの2人の学生が初めて採用されました。その一人が大学院2年、中屋寛明さんです。中屋さんは、8月中旬から1年間、オーストラリアのメルボルン大学で、最先端のポジティブ心理学と日本の労働環境への応用法について学ぶ予定です。学部1年次から海外に強い関心を持ち、4年次にはKITの米国提携校に留学経験をもつ中屋さん。今回の渡豪では、心理学の研究はもちろん、アカデミック英語のスキルアップもめざします。
留学を通して日本に貢献するという使命を担って旅立つ中屋さんをご紹介します。
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心理科学科4年 西沢晴世さん(2025年3月卒業)。
心理学の学びを通して、人を知り、人に寄り添い、そして社会に応用できたらとKIT金沢工業大学心理科学科に進学した西沢晴世さん。4年間の学びの集大成として選んだテーマは、過去や未来にとらわれることなく「今、ここ」に目を向けることの大切さを認識してもらおうというもの。それが、多くの人が抱える生きづらさの解消につながるのではと考えました。アニメと仏教哲学からヒントを得て学習プログラムを組み立てた西沢さん。学習者にとっても「今、ここ」を深める貴重な機会となったようです。
生まれ育った地域に貢献したいと地元石川で社会人として第一歩を踏み出している西沢さんをご紹介します。
心理科学科4年 山本キラさん。
工業大学で学ぶ心理学に魅力を感じ、KIT金沢工業大学心理科学科に進学を決めた山本キラさん。とりわけ1年次から全学生が取り組むプロジェクトデザイン教育、問題発見から解決に至る過程や方法をチームで実践しながら学ぶKITオリジナルの授業で、貴重な知識や技術を身につけていきました。3年次の取り組みでユーザーがサービスや製品で最も良い体験ができるよう設計するUXデザインに興味を持った山本さん。学びの集大成となる研究テーマは、企業ミュージアムの体験価値を高める学習デザインについてです。
KITでの学びを生かし、地元石川県にある企業のファクトリーパークで新しい一歩を踏み出す山本さんをご紹介します。
大学院システム設計工学専攻博士前期課程1年 山下真愛さん。
「いのち支える動画コンテスト」で、KIT金沢工業大学大学院1年の山下真愛さんと下出遥華さんのアイデアが140点近い応募から優秀賞として選ばれ、動画作品として公開されました。タイトルは『笑顔の裏には…』。笑っていても本当は辛い思いもあることを知ってほしいというメッセージを込めました。本格的な動画制作は初めてでしたが、友人や地元の高校生の協力も得て人に訴えかける作品が出来たと話していました。この経験をきっかけに新たな関心も生まれてきたと話す山下さん。
制作風景や作品への思いなど山下さんのインタビューとともにご紹介します。
大学院臨床心理学専攻修士課程1年 林璃子さん。
中学生の頃にラジオから聞こえてきた、KIT金沢工業大学の学生たちの声。それはコミュニティFM局、えふえむ・エヌ・ワンで、番組の企画、制作、放送に参加しているWAVEプロジェクトのメンバーでした。この活動に強く憧れ、また、大学では心理について勉強したいと、KIT心理科学科に進学を決めた林 璃子さん。学びも課外活動も充実した4年間を送りました。卒業研究として取り組んだのは、健聴者と難聴者の共生をめざしたテーマです。
手話を使える心理の専門家をめざし、更に深い学びに取り組んでいく林さんを、えふえむ・エヌ・ワンでの様子とともにご紹介します。