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大学院機械工学専攻博士前期課程1年 吉田 杏さん。
金沢工業大学大学院で機械工学を専攻する吉田杏さん。彼女は今、金沢医科大学と共同で、手術後に発生する感染症の予防をめざした研究に取り組んでいます。金沢高専時代はロボコンに熱中し、全国大会出場も果たした吉田さん。そこで学んだ機械の知識や技術は、現在の研究に大いに役立っていると話します。人に優しい医療機器の開発をめざし、将来は一歩先ゆく研究者になりたいという吉田さん。
医学的なニーズを工学の立場からアプローチ。 日々意欲的に研究を進めている吉田さんをご紹介します。
機械工学科3年 谷口一輝さん。
KIT夢考房エコランプロジェクトが出場した「Hondaエコマイレッジチャレンジ全国大会」が、今秋もツインリンクもてぎスーパースピードウェイ(栃木県)で開催されました。3年 谷口一輝さんは、エネルギーマネジメントを担当。究極の燃費レースの行方を左右する大役です。谷口さんは、自作エンジンに憧れて夢考房エコランプロジェクトに参加。ものづくりはゼロからのスタートでしたが、夢考房の設備や環境を目一杯活用しながら知識や技術を身につけ、エンジン班としてさまざまな部品をつくりあげました。
大会リーダーとして挑んだ全国大会とともに、次への思いを話す谷口さんをご紹介します。
機械工学科3年 中村一貴さん。
8月、広島県でガソリン1リットルでどれだけ長く走れるかを競う「スーパーマイレッジカーチャレンジ2018」が開催されました。KIT夢考房エコランプロジェクトは、今年も世界大会を見据えて開発したオリジナルエンジン搭載車輌「Welt」で出場。大会リーダーの3年 中村一貴さんを中心に、電装系など出来る限りの改良を加え、燃費2000kmめざして大会に臨みました。学生たちが自ら作りあげてきたエコランカーで究極の燃費競技に挑む。
車輌の可能性を信じ、エネルギーマネジメントの重責を担った中村さんのインタビューとともに、今年のエコラン広島大会を振り返ります。
機械工学科3年 髙畠茂樹さん。
自動車技術会が主催し、国内外の学生がフォーミュラスタイルの小型レーシングカーの設計、製作を通してものづくりの総合力を競う「全日本学生フォーミュラ大会」が、今年も開催されました。3年 髙畠茂樹さんがリーダーを務めるKIT夢考房フォーミュラカープロジェクト。運動性能の向上をめざした改良や軽量化などを進め、今年こそ走行性能、耐久性を競うエンデュランス完走と、総合順位アップを目標に活動を続けてきました。車検から静的審査、そして動的審査と進み、残す種目は、エンデュランス。またしても魔物が潜んでいました・・・。ものづくりの難しさを実感しながらも次に向かって歩み始めている夢考房チーム。
今年の大会の様子を髙畠さんのインタビューとともにご紹介します。