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電子情報通信工学科3年 山本信一さん。
組込みシステム分野における技術の向上や人材の育成をテーマとしたETロボコン全国大会が横浜で開催され、KIT夢考房組込みソフトウェアプロジェクトは2年ぶりの出場を果たしました。ハードウェアは同一で、ソフトウェアの違いだけで競うロボコン。先に行われた北陸地区大会で、夢考房チームは初めての経験ながら画像処理や、コンピュータとロボット間の通信プログラムを完成させて圧勝。全国的にも上位にランクされる好タイムで、横浜での大会に臨みました・・・。
異なる環境に対応できず悔しい思いを残しながらも、この経験は次への大きなエネルギーになると話す山本さんをご紹介します。
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大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 新保 樹さん。
2014年、3人の日本人研究者が青色LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞。その青色LEDの材料として注目されたのが、窒化物半導体でした。高効率で環境負荷の少ない次世代材料である窒化物半導体、赤色の実現を目指した挑戦が続けられています。この研究に携わっている学生がいます。KIT金沢工業大学大学院2年の新保 樹さん。新保さんが取り組むのは赤色レーザについて。日々、測定や解析を繰り返す地道な研究活動を積み重ねて成果を出してきました。夏にスウェーデンで開催された国際会議では注目度も高く、Outstanding Poster Award受賞と嬉しい評価を得ました。
博士後期課程進学を決め、まだ誰も知らない事象との出会いをモチベーションに研究に打ち込む新保さんをご紹介します。
電気電子工学科4年 森田聖梨さん。
彼女が大学で電気電子を学ぶきっかけは、雷。怖くて大嫌いな雷について深く知ることで、人々の生活を守ることができたらと考えました。KIT進学後2年次からは、課外プロジェクトとして発足した電気現象探究会に参加。電気についての知識を授業以外でも深めていきました。念願の大澤研究室で取り組んでいる学びの集大成の研究は、地球環境にやさしい高電圧絶縁技術の開発についてです。
将来は、海外でも通用するガス絶縁開閉装置の設計開発に関わりたいと目を輝かせる森田さんをご紹介します。
電気電子工学科4年 高井貫汰さん。
大学では、電気について学んでみたいと静岡県からKIT金沢工業大学に進学した高井貫汰さん。電気系の基礎知識をつけるべく第二種電気工事士の試験に挑戦し合格。2年次からは学内の自己開発センターが開く資格講習会のアドバイザーを続けています。学びの集大成となる研究テーマは、再生エネルギー水素システムについて。太陽光により発電された再生可能エネルギーを水素に変換し、蓄積するもので、災害などの非常時でも安定した電力供給を可能にするエネルギーレジリエンスの実現をめざします。
KITで学んだ知識を社会で早く発揮したいと話す高井さんをご紹介します。
電気電子工学科4年 宮腰昂希さん。
電気系最難関国家資格である第一種電気主任技術者試験(電験一種)に、学部3年次で合格した学生がいます。KIT金沢工業大学電気電子工学科の宮腰昂希さん。KITでは41年ぶりの学部生合格者です。工業高校時代から様々な資格を取得してきた宮腰さんですが、本格的な電験の勉強からおよそ2年での快挙に、最初は半信半疑だったと振り返ります。
資格は努力の可視化であり、これからもいろいろな勉強を続けていきたいと話す宮腰さんを、卒業研究の様子も交えてご紹介します。