大学院機械工学専攻博士前期課程2年 中澤宏輔さん(2020年3月修了)。
この春、無線技術を核とした研究開発型メーカーで技術者としてスタートを切っている中澤宏輔さん。子供のころからロボットが好きで、KIT夢考房チームのABUロボコン世界一を知り、金沢工業大学でロボットについて学びたいと大阪府から進学を決めました。プログラミングなど制御系に関心を強くしていった中澤さん。6年間の学びの集大成として取り組んでいたのは、腕に取り付けたセンサと連動したVRを使った筋電義手訓練用シミュレータの開発です。
将来は無線関連の特許取得をめざしたいと目標を話す中澤さんをご紹介します。
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大学院機械工学専攻博士前期課程2年 宮川和也さん。
この春、技術者として第一歩を踏み出すKIT金沢工業大学大学院2年の宮川和也さん。学びの集大成の研究テーマは、跳躍ロボットについて。災害現場などでの探索活動を想定したロボットの開発です。高校までは野球に熱中していた宮川さんですが、大学では勉強を頑張りたいと京都からKITロボティクス学科に進学しました。ものづくりの知識も技術もまさにゼロからのスタートでしたが、夢考房ロボットプロジェクト活動に参加。ものづくりが大好きな仲間や先輩と過ごした時間は、宮川さんを大きく成長させ、さらに高みをめざすきっかけともなりました。
将来は、世の中の人がびっくりするようなものをつくってみたいと話す宮川さんをご紹介します。
ロボティクス学科4年 小谷和也さん。
子どものころからロボットが大好きだったという小谷和也さん。高校生のときオープンキャンパスで見た多脚ロボットやランサーロボットに興味を持ち、鳥取県からKIT金沢工業大学ロボティクス学科に進学。1年次から土居研究室に通ってロボットグランプリのランサー競技に出場してきました。4年間の学びの集大成は、災害時の人命救助に役立つロボットを目指した、「跳躍ロボットの制御 CGシミュレータの開発」です。KITで取り組んだ様々なものづくりで、自分でつくる楽しさを知ったという小谷さん。
多くの人を幸せにできるようなロボット製品を世に出したいと話す小谷さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 中村佳菜子さん。
ロボットに関わる活動に参加したいと山口県からKITロボティクス学科に進学した中村佳菜子さん。学部時代は、夢考房Juniorや農業支援機器開発プロジェクト活動を通して技術や知識を深めてきました。竹井研究室所属後は、学習支援に関する研究テーマに取り組んだ中村さん。6年間の学びの集大成は、学習者の学習状態を推定し、その状態に応じて必要な支援を可能にするシステムの提案です。KITでの日々は、自分の進むべき方向を明確にしてくれたと話します。
ヒューマンエラーのない社会づくりをめざし、技術者としての第一歩を踏み出す中村さんをご紹介します。
ロボティクス学科3年 髙部将司さん。
8月、自律移動型のロボット競技会「ロボカップジャパンオープン」が新潟県長岡市で開かれました。ロボカップとは、西暦2050年までに、サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる自律移動のヒューマノイドロボットチームをつくろうというプロジェクトです。髙部将司さんがリーダーを務めるKIT金沢工業大学夢考房ロボカッププロジェクトは、ヒューマノイドリーグKidSizeに出場。2年連続の優勝を手にしました。ハイレベルなロボット開発で、年々参加チームが減っているヒューマノイドリーグですが、KITチームは、学部2,3年生を主体にロボット開発に打ち込んできました。
次は、ロボットを走らせたい!と目標を掲げる髙部さんをご紹介します。