大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 黒岩佑輔さん。
夢考房エコランプロジェクトが2016年に開発した車両「Welt」。学生たちの手でつくりあげた世界大会を見据えたエコランカーです。長野県出身の黒岩佑輔さんは、学部1年次から「Welt」の開発に関わってきました。初出場となった茂木大会での走る姿が、彼のものづくりに対する思いの原点だと振り返ります。プロジェクトでの経験が学ぶ意欲にもつながっていった黒岩さん。集大成として取り組んでいる研究は、ワイヤレス給電の高効率制御法についてです。
学部3年次、大会チームリーダーとして出場した茂木大会の様子など懐かしい映像とともに黒岩佑輔さんのKIT生活をご紹介します。
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大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 清水渓佑さん。
愛知県からKIT金沢工業大学電気電子工学科に進学した清水渓佑さん。学びの中で、生き物と工学のつながりに興味を持ちました。柳橋研究室で4年次から取り組んでいるテーマは、機械学習によるキノコの生体信号へのアプローチについて。未解明な部分が多いキノコの気持ちを理解した上で成長や品質を制御しようという試みです。生き物との対話や植物工場の高効率化などをめざしたユニークで期待が広がる研究テーマに打ち込む清水さん。
KITで出会った世界でもあまり例をみない研究に熱心にあたる清水さんをインタビューと映像でご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 宮本翔太さん。
KIT金沢工業大学大学院2年の宮本翔太さん。通信系に興味を持ち三重県から進学しました。電気電子工学科 野口研究室では、現在、スマートフォンなど移動通信機器に用いられるアンテナのより高性能化、小型化を目指した研究に取り組んでいます。さらに宮本さんの充実した学生生活に欠かせないのが、キャンパス内にあるトレーニング施設です。学部時代からここで学生スタッフとして働きながら、コミュニケーション能力の向上や心身を鍛えてきました。
学生の活躍できる場がKITにはたくさんあると話す宮本さんの研究活動やスポーツ考房での姿をご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 大松啓太さん。
パソコンが好きで、中でも性能に関わる半導体に関心があったというKIT金沢工業大学大学院の大松啓太さん。彼が、電気電子工学科 井田研究室で取り組んでいるのは、消費電力のごく少ないトランジスタについて。身の回りのわずかなエネルギーで動くデバイスの開発です。これは、地球上に何兆個ものセンサを設置してモニタリングすることで防災や環境保全に役立てようという試み、トリリオンセンサネットワーク実現に向けた大きな課題の解決につながるもので、大松さんはこの研究成果を国内外の学会で発表してきました。
将来の目標について、KITで学んできた半導体の研究をいかしてより良い製品をつくっていきたいと話す大松さんをご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程1年 吉田英聖さん。
KIT金沢工業大学大学院1年の吉田英聖さん。IoT関連の日本とヨーロッパの連携プロジェクトである「Fed4IoT」のリサーチアシスタントとして活躍する学生です。学部4年次には、スペインでのプロジェクト会議に日本の大学生として唯一参加、また研究成果を2度の国際学会で発表しました。大学院進学後の現在もそのスピードを止めることなく活動しています。
研究に取り組む思いを大好きな音楽と重ね合わせて話す吉田さん。語学習得の強いきっかけとなった併設校である高専時代の留学の様子など様々な写真ともにご紹介します。