機械工学科3年 長谷部允則さん。
9月、今年中止となった「NHK学生ロボコン」の代替イベントとして、参加チームが特設ウェブサイト上で手作りロボットを披露する「オンライン!学ロボFESTIVAL」が開かれ、KIT金沢工業大学夢考房ロボットプロジェクトチームは、3位に入賞しました。今年は、7人制ラグビーをモチーフにした「ロボラグビー」がテーマ。夢考房チームは、チームリーダー長谷部允則さんを中心に2台のロボットを製作。ロボット間でのパス、トライなどによって得点と速さを競いました。人間が出せる最速タイムがロボットの最速タイムになるという考えから製作に取り組んだ長谷部さんたち。
彼らが作り上げたロボットをインタビューとともにご紹介します。
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大学院機械工学専攻博士前期課程2年 小濱裕典さん。
広島県出身の小濱裕典さん。実験的研究が盛んで、就職率の高さにも惹かれKIT金沢工業大学に進学を決めました。学部4年次から所属する機械工学科 藤本研究室で取り組んでいる研究テーマは、工場の機械などから排出される比較的、低温度で小温度差の廃熱の回収について。熱エネルギーの有効利用を考えています。
KITでの積極的な日々を実感している小濱さん。研究活動やラーニングエクスプレスの様子などをインタビューとともにご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 吉田圭織さん(2020年3月修了)。
夢考房ロボットプロジェクトのロボコン日本一、そして世界一の活躍が、金沢工業大学進学のきっかけのひとつになった学生は少なくありません。この春大学院を修了した吉田圭織さんもその一人です。課外活動が多く、実践的なものづくりを通した学びができると、静岡県からKITに進学。学部1年次から工学の力で医療への貢献を探る医工連携プロジェクトに参加して貴重な経験を積みました。4年次から所属した機械工学科 加藤研究室では、海底油井などに使われるスーパー二相ステンレス鋼の高能率加工に向けた研究に熱心に取り組んできました。
吉田さんのKITでの充実した日々を振り返ります。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 瀧本桃子さん(2020年3月修了)。
KIT金沢工業大学大学院を修了し、この春、社会人としてのスタートをきった瀧本桃子さん。長野県から機械工学科に進学。入学後まもなく医工連携プロジェクトに参加し、転んでもケガをしない病室床の開発に取り組みました。学びの中で切削加工技術におもしろさを感じた瀧本さん。加藤研究室所属後は、医療目的で体内に埋め込まれるインプラント材料として今後期待されるニオブチタン合金に注目。大学院では加工に用いるダイヤモンド被膜工具の適用実現にむけた検討などをおこなってきました。
将来は海外での活躍をと夢を話す瀧本さんのKITでの学びを振り返ります。
機械工学科3年 池田怜央さん。
KIT金沢工業大学夢考房エコランプロジェクトが、「Hondaエコマイレッジチャレンジ全国大会」学生クラスで準優勝をつかみました。これは、一人乗りの自作自動車で1周およそ2.4Kmを平均時速25㎞以上で7周走行し、どれだけ少ない燃料で走れるかを競う究極の燃費レースです。ドライバーは、3年池田怜央さん。昨年の苦い経験を今年は払しょく。それでも目標の2000㎞の壁をこえねばと、気持ちを新たにしていました。
世界大会参加を見据え学生たちが開発、改良を重ねた車両で挑んだ茂木大会を、池田さんのインタビューを中心にご紹介します。