建築デザイン学科4年 村西理子さん。
軽トラックの荷台に、木製の家をのせた「モバイルハウス」をKIT金沢工業大学で建築を学ぶ学生たちが設計、製作しました。これは、白山麓地域の住民と協力して取り組む観光事業の一環で、車中泊を活用した観光などへの利用に期待されるものです。リーダーを務めたのは、宮下研究室の村西理子さん。建築をどうしても学びたいとKITに進学。今回、実寸大の空間の設計、施工は初めての経験となり、難しさとともに建築のおもしろさを実感したと話します。アフターコロナ時代の新たな旅のスタイルを提案。
学生たちが製作したユニークな“動くホテル”を村西さんのインタビューとともにご紹介します。
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建築学科4年 巽 斗麻さん。
昨夏、司法試験、公認会計士とともに文系最難関国家資格といわれる不動産鑑定士の試験に合格した学生がいます。KIT金沢工業大学4年、巽 斗麻さんです。滋賀県出身の巽さんは、学部2年次に宅地建物取引士(宅建)試験に合格。その勉強の中で不動産資格の中でも最高峰の不動産鑑定士を知り、勉強をスタートさせました。キャンパス内にある24時間利用できる自習室を活用し、1日10時間から14時間勉強していたと振り返ります。働きながら合格をめざす人が多い中、巽さんのような大学生の合格は快挙です。
将来的には、一級建築士の資格も取得し専門性のある人材になりたいと話す巽さんを、ご紹介します。
建築学科4年 四十住武流さん。
10月、秋の夜を幻想的な光で彩る「金澤月見光路」が開催されました。これは、KIT金沢工業大学で建築やメディア情報を学ぶ学生たちが、さまざまなあかりのオブジェやプロジェクションマッピングなどで金沢の街なかの賑わいを生み出そうと行われたものです。3年ぶりに金沢の中心市街地、しいのき迎賓館前での開催となった月見光路。「月夜に生える花の園」をテーマとした建築学科 川﨑研究室の四十住武流さんは、ひし形のようなピースをいくつも並べ、動きのあるオブジェを仲間とともにつくり上げました。
念願の月見光路に参加して大きな喜びや達成感を味わったという四十住さんを今年の様子とともにご紹介します。
建築学科4年 太刀川鈴音さん。
金沢21世紀美術館で開催中の〔世界を変えた書物〕展。KIT金沢工業大学が所蔵する2,000点の自然科学、工学関連の稀覯書コレクションの中から選りすぐったおよそ140冊を展示しています。会場構成や展示プランを手がけたのは、KITで建築を学ぶ学生たちです。建築学科4年の太刀川鈴音さんは、今回初の特別展示「手稿の中の宇宙 レオナルド・ダ・ヴィンチを旅する」を担当。ダ・ヴィンチが日々書き留めたノート(手稿)のレプリカを用いた展示で、鑑賞する人々を彼の思考の中に導いていく空間を仲間と創りあげました。
コペルニクス、ニュートンなど科学史上大きな発見や発明を記した初版本を公開する〔世界を変えた書物〕展金沢展を、太刀川さんのインタビューを中心にご紹介します。
大学院建築学専攻博士前期課程2年 八木瑞基さん。
KIT金沢工業大学には、15世紀以降の科学史上重要な発見・発明を記録した稀覯書およそ2000点を所蔵する「工学の曙文庫」があります。その魅力を学生たちによって広く紹介する[世界を変えた書物]展が、明日21日から金沢21世紀美術館で開催されます。会場の構成や展示デザインを担当するのは、建築学科宮下研究室の学生たち。統括リーダーは大学院2年の八木瑞基さんです。先輩たちが積み上げてきたものを大切にしながら、今回初めてとなるレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿から思いを辿る企画で、よりパワーアップした展覧会にしたいと話します。
10年ぶりの金沢展いよいよ開催。[世界を変えた書物]展について八木さんのインタビューでご紹介します。