Pickup Content
機械工学科3年 門倉嘉秀さん。
KIT金沢工業大学弓道部で主将を務める3年、門倉嘉秀さん。今年、弓道部は、男子団体戦で創部以来の記録を塗り替えました。6月に行われた全国大学弓道選抜大会では初のベスト4。そして8月に開催された全日本学生弓道選手権大会(全日本インカレ)では、参加校193大学中ベスト8の快挙を達成しました。
全日本インカレの予選から翌日の決勝トーナメントまでKIT弓道部の緊張の戦いを門倉さんの表情を追いかけながらご紹介します。
機械工学科3年 諸岡永晨さん。
8月、電気自動車の省エネレース「ワールド・エコノ・ムーヴ」が開催され、KIT金沢工業大学夢考房エコランプロジェクトは、自作EVの新車輌で鉛電池部門に出場。クラス4位、優秀賞を受賞しました。大会側から支給される同一バッテリーで2時間の走行距離を競うこの大会。ハンドルを握ったのは、3年、諸岡永晨さんです。高校生のときからCFRP(炭素繊維強化プラスチック)に興味をもっていたという諸岡さん。エコランプロジェクト参加と新車輌製作の時期が重なり、一からCFRP製の車体づくりに関わることができたと話します。チームの目標達成は次回に持ち越されましたが、自分たちで作り上げた車で大会に挑んだ経験は、心に大きく刻まれたに違いありません。電気代およそ3円分のエネルギーでどれだけ走れるか?
夢考房チームの挑戦を諸岡さんのインタビューとともにご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程1年 地黄純人さん。
脱炭素化社会の実現に向けて産業分野で発生する未利用エネルギーの再利用や、その回収技術の確立をめざした研究テーマに取り組んでいる学生がいます。KIT金沢工業大学大学院1年の地黄純人さんです。地黄さんは、200℃未満の比較的低温度域における熱エネルギーをなんとか利用できるものにしたいと日々、研究しています。幅広い学びがしたいとKIT機械工学科に入学した地黄さん。自作エンジンという言葉に魅かれて、学部1年次から夢考房エコランプロジェクトに参加、燃費2000kmをめざす省エネカーの製作に仲間たちと励みました。
課外も研究も人と環境に優しいエネルギーについて取り組む地黄さんのKIT生活をご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程1年 野崎拓海さん。
6月、米国ニュージャージー州で開かれた国際会議に参加したKIT金沢工業大学大学院1年の野崎拓海さん。力不足を感じながらも一つやり遂げたという経験は、今、さらなる研究への意欲につながっています。そんな野崎さんが取り組んでいるのは、5軸ロボット加工機にデジタルツイン技術を構築し、生産性の向上やコスト削減を図ろうというテーマです。子どもの頃からものづくりが好きで、中でもマザーマシンと呼ばれる工作機械への関心がとても高い野崎さん。複雑な機構で難しいことは多いものの充実した研究生活がうかがえます。
いつか新しい機構を備えた工作機械を生み出せたらと話す野崎さんを、国際会議やMEX金沢での様子を交えてご紹介します。