大学院環境土木工学専攻博士前期課程2年 鈴木隆平さん。
大学では土木工学を学びたいと福井県からKIT金沢工業大学に進学した鈴木隆平さん。もともとは、スケールの大きい構造物に憧れていたそうですが、授業でコンクリート構造物の劣化や補修を学ぶにつれ、危機感をおぼえたといいます。そんな鈴木さんが花岡研究室で学部4年次から取り組んでいるのは、コンクリートの補強筋のひとつであるステンレス鉄筋に関するテーマです。高い耐食性があり、実用化が進む突破口になればと日々研究を進めている鈴木さん。
将来は技術士の資格もめざし、仕事の幅を広げていきたいと話す鈴木さんをご紹介します。
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環境土木工学科4年 関根未菜さん。
学生が企業の業務に数ヶ月間従事しながら、第一線で活躍する企業技術者から知識や技術などを実践的に学んでいく「KITコーオプ教育プログラム」。KIT金沢工業大学 環境土木工学科4年の関根未菜さんは、この夏、プレストレストコンクリート建設工事企業の技術研究所で、社員として勤務にあたってきました。とりくんでいたのは、プレストレストコンクリートへの使用を目的としたステンレス鉄筋の腐食評価についてです。今回の経験は専門的な知識、技術の習得はもちろん、来春、土木技術者としてスタートを切る自分自身を見つめる貴重な機会にもなったと振り返ります。
関根さんの技術研究所での様子とともにご紹介します。
大学院環境土木工学専攻博士前期課程2年 宅美佳幸さん。
大学では土木について学ぼうと、KIT金沢工業大学環境土木工学科に進学を決めた宅美佳幸さん。学びの中で空間情報工学への関心が強くなり、鹿田研究室に所属。現在、6年間の学びの集大成として取り組んでいるのは、日本版GPS〝みちびき″やスマートフォンを活用した高齢者の徘徊事故防止策についてです。地元の病院や行政、民間施設などと連携し実証実験にも取り組みました。研究成果を国内外の学会で積極的に発表している宅美さん。
将来は日本経済を支えるインフラ整備に携わりたいと話す宅美さんをご紹介します。
大学院環境土木工学専攻博士前期課程2年 片山太貴さん。
大学選びの中で、自然を相手に一つ一つの構造物が大きく、面白そうと土木への関心を強めていった片山太貴さん。兵庫県からKIT金沢工業大学環境土木工学科に進学を決めました。そして学びを通して、日々の生活に密着した土木を実感していったといいます。現在大学院で取り組んでいるテーマは、コンクリートの長寿命化に関する研究について。その成果を学会などで積極的に発表してきました。
KITでの学びや研究活動で、自身の成長を実感、将来はオールマイティな技術者を目指したいと話す片山さんをご紹介します。