大学院高信頼ものづくり専攻博士前期課程2年 齋藤拓也さん。
山形県出身の齋藤拓也さん。高校生の時に複合材料の存在を知り、日本有数の研究開発機関であるKIT金沢工業大学革新複合材料研究開発センター(ICC)に憧れて進学を決めました。学部4年次からは機械工学科の斉藤研究室で、成形不良の少ない複合材料をつくることを目的としたテーマに取り組み、国内外の学会で研究成果を発表。高い評価を得ています。CFRPに関する学生ブリッジコンテストでも優勝するなど複合材料への学びを止めない齋藤さん。
世界に通用するエンジニアをめざしたいと話す齋藤さんをご紹介します。
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機械工学科3年 名畑晴琉さん。
この秋開催された全日本学生フォーミュラ大会で、KIT金沢工業大学夢考房フォーミュラカープロジェクトは、目標としていた約20㎞の周回路を走行する動的審査エンデュランスを8年ぶりに完走しました。チームの努力が報われたと感慨もひとしおだったのは、テクニカルディレクターを務めた名畑晴琉さん。モータスポーツが好きでプロジェクトに参加しましたが、コロナ禍の影響もありメンバーも離れていくなど思うような活動ができない日々が続きました。走れる車づくりの前にチームの立て直しからスタートしたと振り返る名畑さん。
大先輩たちの大きなサポートも受け、1つの壁を乗り越えた夢考房チームの走りを名畑さんのインタビューとともにご紹介します。
機械工学科3年 山下耕希さん。
栃木県で開催された第42回Hondaエコマイレッジチャレンジ全国大会。コロナ禍を挟んで2期連続2位のKIT金沢工業大学夢考房エコランプロジェクトの目標は、今年こそリッター2000Km達成と優勝。プロジェクトを率い、電装班リーダーも担当した3年山下耕希さんは、この一年、安定性の高い車輛をめざし改良を進めてきました。しかし大会初日、台風の影響で練習走行は中止に。追い打ちをかけるようにクラッチに不具合が発覚してチームは絶体絶命の状況に陥りました・・・。しかし大きなサポートがチームの走りを後押し、夢考房チームを表彰台へと導きました。
来年に向けていい課題が見つかったと話す山下さんのインタビューで、夢考房チームの大会を振り返ります。
機械工学科3年 良知聖淳さん。
学生たちが1年をかけて小型フォーミュラスタイルの車両を設計製作し、走行性能からデザイン性、コスト審査などものづくりの総合力を競う「学生フォーミュラ日本大会」。KIT金沢工業大学夢考房フォーミュラカープロジェクトは、コロナ禍も重なり実に4年ぶりに出場しました。目標は2015年以来遠ざかっていたコースおよそ20㎞を走行し、全体性能や耐久性を競うエンデュランスの完走。メンバー全員がほぼゼロからのものづくり。知識も技術も乏しく、不安一杯の彼らを支えてくれたのがプロジェクトのOBたちだったと大会リーダーの良知聖淳さんは話します。一つの目標を達成し、来年は更なる飛躍をと思いを強くしたに違いありません。
大会での夢考房チームを良知さんのインタビューとともにお伝えします。
機械工学科3年 門倉嘉秀さん。
KIT金沢工業大学弓道部で主将を務める3年、門倉嘉秀さん。今年、弓道部は、男子団体戦で創部以来の記録を塗り替えました。6月に行われた全国大学弓道選抜大会では初のベスト4。そして8月に開催された全日本学生弓道選手権大会(全日本インカレ)では、参加校193大学中ベスト8の快挙を達成しました。
全日本インカレの予選から翌日の決勝トーナメントまでKIT弓道部の緊張の戦いを門倉さんの表情を追いかけながらご紹介します。