大学院環境土木工学専攻博士前期課程2年 菅原典大さん。
福岡県からKIT金沢工業大学に進学を決めた菅原典大さん。環境土木工学科を選んだのは、公共性の高い、大きな建造物に興味を惹かれたからといいます。4年次から所属する宮里研究室では、トンネルやダムなど鉄筋コンクリート構造物の塩害とアルカリシリカ反応の複合劣化について取り組んでいます。複合劣化の研究のみならず別のテーマでも積極的に活動、その成果は、令和3年度土木学会中部支部優秀講演者賞に輝きました。
老朽化した社会インフラの整備に貢献できる技術者になりたいと話す菅原さんをご紹介します。
登録されているタグ
Pickup Content
大学院環境土木工学専攻博士前期課程2年 中島 あおいさん。
KIT金沢工業大学大学院2年の中島あおいさんは、昨年度、2度の学会受賞を手にしました。そのうち地盤工学分野で最大の発表会である「第58回地盤工学研究発表会」では、月に関する研究で優秀発表者賞を受賞しました。自然や環境に興味をもって神奈川県からKIT環境土木工学科に進学した中島さん。学びの中で宇宙に関わる企業への関心がうまれ、研究でも宇宙に関して取り組んでみたいと、テーマ探しやJAXAからのデータ提供交渉など主体的に研究を進めました。周囲のサポートも大きな力となったと話す中島さん。
6年間の学びの集大成として一層熱心に取り組んでいる様子を、中島さんのインタビューとともにご紹介します。
環境土木工学科4年 平沼 晃さん(2024年3月卒業)。
この春、KIT金沢工業大学 環境土木工学科の学びを終え、社会人としてスタートを切っている平沼晃さん。卒業研究として取り組んだテーマは、「iPhoneを用いた構造物の3D計測と補修モデルの作製」。建設業界の担い手不足の一助をめざし、日本の構造物の維持管理やメンテナンスにスマートフォンを活用できないか検証しました。一方、課外では、防災・減災プロジェクトSoRAに参加して、地域の人たちと交流しながら防災や減災への意識を高めていきました。今年2月は、能登半島地震の1.5次避難所でボランティア活動を行った平沼さん。
人々の日常生活を守っていける人材になりたいと話す平沼さんをご紹介します。
大学院環境土木工学専攻博士前期課程2年 浦上和也さん(2024年3月修了)。
今春、KIT金沢工業大学大学院を修了し、念願の大手ゼネコンで社会人としてスタートを切った浦上和也さん。大学での学びで自身を変えていきたいと、群馬県からKIT環境土木工学科に進学。土木工学について知識を深めていきました。大学院1年の時には、コーオプ教育プログラムに参加し、3Dプリンティング用コンクリートの材料開発に企業の研究員の一人として従事した浦上さん。企業での4ヶ月間は本当に貴重な経験になったと振り返りました。
KITで成長を実感している浦上さんを学びの集大成の研究とともにご紹介します。
大学院環境土木工学専攻博士前期課程1年 伊藤大翔さん。
土木構造物に興味をもち、KIT金沢工業大学環境土木工学科に進学した伊藤大翔さん。防災工学やコンクリートの実験授業が楽しく、また授業のサポートをする先輩たちの姿に憧れ、4年次から宮里研究室に所属。卒業研究として取り組んだテーマは、二酸化炭素を吸い込む次世代のコンクリートと、鉄筋に代わる耐食性に優れたFRP(繊維強化プラスチック)ロッドの付着性についてです。FRPロッドに注目した成果を土木学会で発表。初めて参加した学会で優秀講演者賞を受賞しました。
大学院に進学し、秋の学会発表に向けて一層熱心に取り組む伊藤さんをご紹介します。