大学院機械工学専攻博士前期課程1年 田和あかりさん。
KIT(金沢工業大学)-RIT(米国 ロチェスター工科大学)デュアルディグリープログラム。2つの大学院で学び修了要件を満たすことで、最短2年間で両大学の修士号を取得することができるプログラムです。今夏からRITに留学予定の金沢工業大学大学院1年、田和あかりさん。機械工学専攻第1号の学生です。北海道からKIT機械工学科に進学。学部1年次から機械系3学科研究室体験プログラムやSDGsに関するプロジェクト活動などなど、興味を持ったことには臆することなくチャレンジ。3年次にはRITに語学留学も行い、海外での生活イメージもつかめたようです。
6月には国際学会発表も控えているという田和さんのアクティブなKIT生活をご紹介します。
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大学院高信頼ものづくり専攻博士前期課程2年 天坂恒太さん。
5月、米国カリフォルニア州で開催されたCFRP(炭素繊維強化プラスチック)ブリッジの国際大会「SAMPE学生ブリッジコンテスト」で、KIT金沢工業大学大学院チームが見事優勝を果たしました。これは、CFRPブリッジの作製を通してものづくりの経験と設計能力を培うことを目的に行われているものです。KITチームのリーダーを務めた大学院2年の天坂恒太さん。KITの学びの中で複合材料に関心を持ち、研究を続けながらコンテストに挑戦してきました。天坂さんたち4人は、優勝した昨年末の国内大会からさらに軽量化と強度を高める工夫を施し、今回、日本代表としては2校目となる栄誉を手にしました。
嬉しいブリッジコンテスト優勝を手にしたKITチームを天坂さんのインタビューでご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程1年 小枝 瞭介さん。
KIT金沢工業大学には、学部学科の枠をこえた学生たちが集まり研究開発を行っているクラスター研究室があります。大学院1年の小枝瞭介さんは、ここで季節や場所にとらわれることなく幅広く楽しめるVR型チェアスキーシミュレータの開発にとりくんでいます。設計製作担当の小枝さん、脚部分に曲げパイプを採用し操作性を高めることで、実際のスキーのターンを行う感覚により近いものを再現し、2月の成果報告会で発表、公開されました。大学院でもさらに研究を進めていきたいと話す小枝さん。
仲間と一緒に熱心に活動を続ける様子などをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 木村菜摘さん。
香川県からKIT金沢工業大学に進学した木村菜摘さん。6年間の学びの集大成として取り組んでいるのは、バイオミメティクス(生物模倣)の研究です。木村さんが対象としている生物は、狭いところを器用に泳ぐ習性をもつクマノミの一種。胸びれや尾びれのまわりの流れを数値流体力学で解析し、水中ドローンなどへの応用を探っています。観察実験用の水槽は、設計から製作までを自作、研究成果を国内外の学会で積極的に発表してきました。
社会人になっても探求心を持ち続けていきたいと話す木村さんをご紹介します。
機械工学科3年 名畑晴琉さん。
この秋開催された全日本学生フォーミュラ大会で、KIT金沢工業大学夢考房フォーミュラカープロジェクトは、目標としていた約20㎞の周回路を走行する動的審査エンデュランスを8年ぶりに完走しました。チームの努力が報われたと感慨もひとしおだったのは、テクニカルディレクターを務めた名畑晴琉さん。モータスポーツが好きでプロジェクトに参加しましたが、コロナ禍の影響もありメンバーも離れていくなど思うような活動ができない日々が続きました。走れる車づくりの前にチームの立て直しからスタートしたと振り返る名畑さん。
大先輩たちの大きなサポートも受け、1つの壁を乗り越えた夢考房チームの走りを名畑さんのインタビューとともにご紹介します。