大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 廣瀬裕也さん。
KIT金沢工業大学伊東研究室で、ワイヤレス電力伝送の研究に取り組む大学院電気電子工学専攻2年の廣瀬裕也さん。昨年、マイクロ波から直流への電力変換で世界最高の変換効率を達成して、国際学会でStudent Awardを受賞しました。廣瀬さんは、スマートフォンやドローンの充電に十分な大電力の整流回路を設計。世界記録に達成感を感じながらもさらに改良を重ねて、より効率のいい整流器をつくりたいと先を見つめます。世界トップの研究を学んでみたいと国際高専からKITに編入を決めた廣瀬さん。
無線電力伝送の社会実装をめざし、日々熱心に研究活動を続けている様子をご紹介します。
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大学院電気電子工学専攻博士前期課程1年 伊藤 渉さん。
将来の職業を幹部自衛官と定め、意識を高く持って毎日を送る学生がいます。KIT金沢工業大学大学院1年の伊藤 渉さんです。伊藤さんは学部1年次に予備自衛官に合格、さらに4年次には自衛隊奨学生試験に挑み、見事合格を手にしました。一方、所属する横谷研究室では、無線伝送品質のIoT通信への影響分析について取り組み、その成果を3月に開かれた電子情報通信学会で発表、高い評価を得ています。
自身の描く姿に向かって努力を怠らない伊藤さんの姿をご紹介します。
金沢工業大学大学院電気電子工学専攻博士後期課程3年 渡部佳月さん。
まもなく社会人としてスタートを切る渡部佳月さん。KIT金沢工業大学電気電子工学科に群馬県から進学しました。学部1年次に大澤直樹教授の研究テーマに惹かれた渡部さん。4年次から大学院博士後期課程までの6年間にわたって、大澤研究室が世界で初めて発見した大気圧空気中での均一バリア放電現象のメカニズム解明に取り組んできました。博士後期課程での3年間に6度の学会発表、昨年は、優れた若手研究者として2度の表彰を受けました。
KITでの学びやこれからの経験を通して日本の工業を支えられる研究者をめざしたいと話す渡部さんをご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 神野翔綺さん。
KIT金沢工業大学大学院2年の神野翔綺さん。神野さんがLEDやレーザの材料となる「光る半導体」の研究を続けている山口研究室で、学びの集大成として取り組んでいるのは、青色LEDの光物性評価について。日本人の研究者たちによって生み出された青色LED。照明での大きな貢献はもちろん、様々な分野で広く応用されています。神野さんはレーザをつくりだしたいと、その材料である窒化物半導体の発光効率向上をめざした研究と向き合っています。憧れていた研究室に所属し、大学院進学後はその研究成果を国内外の学会で積極的に発表してきました。
春、念願の分析・計測機器の総合メーカーで第一歩を踏み出す神野さんをご紹介します。
電気電子工学科4年 冨家信太朗さん。
KIT金沢工業大学 白山麓キャンパスで、再生可能エネルギーによる地産地消をめざした研究に取り組んでいる学生がいます。電気電子工学科4年の冨家信太朗さんです。冨家さんは、中でもバイオマスシステムの実証実験を通して、冷暖房をいかに効率良く動かせるかを探っています。父親の影響を受け、日本の技術を海外に届けるような仕事ができたらと大学に進学。KITでは学びだけでなく、一人旅などプライベートも大いに楽しんでいます。
卒業研究テーマに熱心に取り組む様子をはじめ冨家さんの充実した学生生活をインタビューと映像でご紹介します。