20世紀最大の文化ともいえるポピュラー・ミュージックを記憶したアナログ・レコードのジャケットは、アートを一般の世界に解放したという重要な意味を持っています。'ジャケット買い'という言葉があるほど、ジャケットは音楽性を伝えるだけでなく、絵画や写真を楽しむような喜びを私達に与えてくれます。PMCはこれまで、本学学生だけでなく、広く一般の方々にもジャケットのアート性を楽しんでいただけるような展覧会を行ってきました。展示プランは、福田一郎コレクション展以降、学生が構築しています。
2009年11月 7日~25日
日本の音楽業界を育てた故福田一郎氏の功績を偲び、福田氏が生涯かけて収集した音楽遺産を公開。自ら収集した音楽関連資料に囲まれて生活していた福田氏の自宅にインスピレーションを受け、副題をFUKUDA HOUSEとして本学建築学科の学生が空間構成を行いました。
2018年10月12日~11月 4日
PMC初、ジャズに特化した展覧会。写真家でジャズ喫茶『新宿DUG』のオーナー中平穂積氏が撮影したジャズ・ジャイアントたちの写真の数々と、ジャケットをはじめとする関連資料でジャズ100年の歴史を辿る展覧会。トークショー&レコードコンサートも開催。
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