工学部 ロボティクス学科
鈴木亮一 研究室
SUZUKI Ryoichi
LABORATORY
エンジニアリングデザインアプローチによる生活支援技術、福祉医療支援技術の開発研究
自立を支援し、生活の質を向上させる生活支援技術や、介助者・医療従事者を支援する福祉医療支援技術を開発研究。ユーザーとの対話を大切に「人の役に立つものづくり」「人に必要とされているものづくり」を実践。「片手で操作できる車椅子の補助装置」「使用者の依存度が表示される立ち上がり補助装置」などは実用化レベルに到達している。
キーワード
- 制御工学
- ロボティクス
- 生活支援技術
- 福祉医療支援技術
ニュース&トピックス
NEWS & TOPICS
- 2021.06.22「物語の始まりへ」に北畠里美さんが紹介されました
- 2020.06.23『文藝春秋』2020年7月号の「KITキャンパスレポート」に樋田嵩斗さんが紹介されました
- 2019.07.01「物語の始まりへ」に樋田嵩斗さんが紹介されました
- 2018.09.26「物語の始まりへ」に小山修史さんが紹介されました
研究紹介
RESEARCH
医療福祉支援機器のための制御技術の開発研究とその応用
研究内容
本研究に関わる基礎・開発研究は、つぎの科学研究補助金を受けた成果です。内部モデル制御を利用した片麻痺者の為の車椅子走行補助システムの研究:基盤研究(C)平成13・14 年度歩行支援カートの速度制御に関する研究:基盤研究(C)平成15・16 年度立ち上がり動作時の依存度を表示できる立ち上がり支援装置の開発研究:基盤研究(C)平成17・18 年度残存能力の推定機構を有する制御系設計と下肢運動のリハビリテーション機器への応用:若手研究(B)平成18・19 年度
最適レギュレータの極限とその応用
構造に着目した制御理論
教員紹介
TEACHERS
鈴木亮一 教授・博士(情報科学)
略歴
専門分野
専門:制御応用、制御工学
学生へのメッセージ
小さいころから体を動かすことが大好きで、水泳、ソフトボール、剣道、サッカー等に夢中になっていたので体育の教師になろうと思っていたのですが、これまでに出会った人たちの影響なのか、過ごしてきた環境のせいなのか、ドイツに留学した影響なのか、今は大学で「ロボットやシステムの制御」について教えています。
最近は、介護支援ロボット、生活支援機器などの開発研究に関心を持ち、現場の声に耳を傾け、ロボットを必要とする人たちを巻き込み、社会実装しながら学生たちと一緒にモノづくりに励んでいます。また、クラスター研究室で開発しているチェアスキーシミュレータやトレーニング機器は、石川県から表彰されるなど社会的にも評価されるようになってきました。
これからも、皆さんと一緒に、人々を笑顔にすることに貢献していきたいと思います。
担当科目
制御工学Ⅱ プロジェクトデザインⅢ(鈴木亮一研究室) アドバンストロボティクス ロボティクス専門実験・演習B ロボット工学研究(鈴木亮一) 制御系設計解析統合特論Ⅰ 動的システム特論 コーオププログラム(機械工学専攻) コーオププロジェクト(機械工学専攻)
研究業績
RESEARCH RESULTS
論文
- 色汚染された排水を検知するSERSセンサーの開発と評価
- 初年度プロジェクトデザイン教育二科目でのロボット製作を通した取り組み-製作ロボットを用いた異なる評価-
- RISE制御によるFES下肢交互屈伸トライクシステムの構築と実験的検証
- Development and evaluation of a training device for people with Parkinson's disease
- 片麻痺患者のリハビリテーションに向けたFESによるペダリング運動の速度制御
- ロボティクス学科における初年度プロジェクトデザイン教育の提案
- 連成振動に対する理解度向上のための試み
- Haptic Feedback Control for Robotic Surgical Forceps
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