情報理工学部 ロボティクス学科

鈴木亮一 研究室

SUZUKI Ryoichi
LABORATORY

エンジニアリングデザインアプローチによる生活支援技術、福祉医療支援技術の開発研究

自立を支援し、生活の質を向上させる生活支援技術や、介助者・医療従事者を支援する福祉医療支援技術を開発研究。ユーザーとの対話を大切に「人の役に立つものづくり」「人に必要とされているものづくり」を実践。「片手で操作できる車椅子の補助装置」「使用者の依存度が表示される立ち上がり補助装置」などは実用化レベルに到達している。

キーワード

  • 制御工学
  • ロボティクス
  • 生活支援技術
  • 福祉医療支援技術

研究紹介

RESEARCH

医療福祉支援機器のための制御技術の開発研究とその応用

研究内容

本研究に関わる基礎・開発研究は、つぎの科学研究補助金を受けた成果です。内部モデル制御を利用した片麻痺者の為の車椅子走行補助システムの研究:基盤研究(C)平成13・14 年度歩行支援カートの速度制御に関する研究:基盤研究(C)平成15・16 年度立ち上がり動作時の依存度を表示できる立ち上がり支援装置の開発研究:基盤研究(C)平成17・18 年度残存能力の推定機構を有する制御系設計と下肢運動のリハビリテーション機器への応用:若手研究(B)平成18・19 年度

最適レギュレータの極限とその応用

構造に着目した制御理論

教員紹介

TEACHERS

鈴木亮一  教授・博士(情報科学)

略歴

1990年
3月
愛知県立岡崎北高等学校 卒業

1999年
3月
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報システム学専攻 博士後期課程 修了

1999年
4月
日本学術振興会 研究員 

2002年
4月
金沢工業大学 講師 

2005年
4月
金沢工業大学 工学部 機械系 ロボティクス学科 助教授 

2013年
4月
金沢工業大学 工学部 機械系 ロボティクス学科 教授 

2018年
4月
金沢工業大学 工学部 ロボティクス学科 教授 

学生へのメッセージ

小さいころから体を動かすことが大好きで、水泳、ソフトボール、剣道、サッカー等に夢中になっていたので体育の教師になろうと思っていたのですが、これまでに出会った人たちの影響なのか、過ごしてきた環境のせいなのか、ドイツに留学した影響なのか、今は大学で「ロボットやシステムの制御」について教えています。
最近は、介護支援ロボット、生活支援機器などの開発研究に関心を持ち、現場の声に耳を傾け、ロボットを必要とする人たちを巻き込み、社会実装しながら学生たちと一緒にモノづくりに励んでいます。また、クラスター研究室で開発しているチェアスキーシミュレータやトレーニング機器は、石川県から表彰されるなど社会的にも評価されるようになってきました。
これからも、皆さんと一緒に、人々を笑顔にすることに貢献していきたいと思います。

担当科目

ロボティクス基礎  生涯学習特別科目(理工系大学での学びとキャリアデザイン)(入学教育科目)  ロボット応用力学Ⅱ  制御工学Ⅱ  ロボティクス数理・演習Ⅲ  プロジェクトデザインⅢ(鈴木亮一研究室)  国際教養理工学特別科目(PD Ⅰnnovation)(夏期集中講義)  修学基礎B  ロボティクス専門実験・演習B  専門ゼミ(ロボティクス学科)  医療・ヘルスケア工学研究(鈴木亮一)  支援機器デザイン特論  最適制御特論  コーオププログラム  コーオププロジェクト  

オリジナルコンテンツ

ORIGINAL CONTENTS