情報理工学部 ロボティクス学科
鈴木亮一 研究室
エンジニアリングデザインアプローチによる生活支援技術、福祉医療支援技術の開発研究
自立を支援し、生活の質を向上させる生活支援技術や、介助者・医療従事者を支援する福祉医療支援技術を開発研究。ユーザーとの対話を大切に「人の役に立つものづくり」「人に必要とされているものづくり」を実践。「片手で操作できる車椅子の補助装置」「使用者の依存度が表示される立ち上がり補助装置」などは実用化レベルに到達している。
キーワード
- 制御工学
- ロボティクス
- 生活支援技術
- 福祉医療支援技術
ニュース&トピックス
- 2024.05.22『文藝春秋』2024年6月号の「KITキャンパスレポート」に田村善伸さんが紹介されました
- 2024.02.20より臨場感あふれる体験ができるVR型チェアスキーシミュレータを開発
- 2022.11.02「物語の始まりへ」に小倉上総さんが紹介されました
- 2022.10.04「物語の始まりへ」に青塚達也さんが紹介されました
- 2021.06.22「物語の始まりへ」に北畠里美さんが紹介されました
- 2020.06.23『文藝春秋』2020年7月号の「KITキャンパスレポート」に樋田嵩斗さんが紹介されました
- 2018.09.26「物語の始まりへ」に小山修史さんが紹介されました
研究紹介
医療福祉支援機器のための制御技術の開発研究とその応用
研究内容
本研究に関わる基礎・開発研究は、つぎの科学研究補助金を受けた成果です。内部モデル制御を利用した片麻痺者の為の車椅子走行補助システムの研究:基盤研究(C)平成13・14 年度歩行支援カートの速度制御に関する研究:基盤研究(C)平成15・16 年度立ち上がり動作時の依存度を表示できる立ち上がり支援装置の開発研究:基盤研究(C)平成17・18 年度残存能力の推定機構を有する制御系設計と下肢運動のリハビリテーション機器への応用:若手研究(B)平成18・19 年度
最適レギュレータの極限とその応用
構造に着目した制御理論
教員紹介
鈴木亮一 教授・博士(情報科学)
略歴
学生へのメッセージ
小さいころから体を動かすことが大好きで、水泳、ソフトボール、剣道、サッカー等に夢中になっていたので体育の教師になろうと思っていたのですが、これまでに出会った人たちの影響なのか、過ごしてきた環境のせいなのか、ドイツに留学した影響なのか、今は大学で「ロボットやシステムの制御」について教えています。
最近は、介護支援ロボット、生活支援機器などの開発研究に関心を持ち、現場の声に耳を傾け、ロボットを必要とする人たちを巻き込み、社会実装しながら学生たちと一緒にモノづくりに励んでいます。また、クラスター研究室で開発しているチェアスキーシミュレータやトレーニング機器は、石川県から表彰されるなど社会的にも評価されるようになってきました。
これからも、皆さんと一緒に、人々を笑顔にすることに貢献していきたいと思います。
担当科目
ロボティクス基礎 生涯学習特別科目(理工系大学での学びとキャリアデザイン)(入学教育科目) ロボット応用力学Ⅱ 制御工学Ⅱ ロボティクス数理・演習Ⅲ プロジェクトデザインⅢ(鈴木亮一研究室) 国際教養理工学特別科目(PD Ⅰnnovation)(夏期集中講義) 修学基礎B ロボティクス専門実験・演習B 専門ゼミ(ロボティクス学科) 医療・ヘルスケア工学研究(鈴木亮一) 支援機器デザイン特論 最適制御特論 コーオププログラム コーオププロジェクト
研究業績
論文
- ロボティクス学科におけるデジタル教育取り組み事例
- ミストデポジション法を用いて調製した質量イオン化支援剤の物性評価と植物性自然毒の可視化の検討
- 着色排水を検知するSERSセンサの開発 水質汚染を未然に防ぐSERSを検出原理とするセンサの提案
- 金沢工業大学におけるデジタルトランスフォーメーションの取組み
- 色汚染された排水を検知するSERSセンサーの開発と評価
- Layer formation of 2,5-dihydroxybenzoic acid crystals via mist deposition for mass spectrometry imaging of biological samples
- 初年度プロジェクトデザイン教育二科目でのロボット製作を通した取り組み-製作ロボットを用いた異なる評価-
- RISE制御によるFES下肢交互屈伸トライクシステムの構築と実験的検証
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