工学部 電気電子工学科

山口敦史 研究室

YAMAGUCHI Atsushi
LABORATORY

「光る半導体」を極低温下で分析し、「緑色半導体レーザ」や「白色LED」などの新しい素子構造を探究

LEDや半導体レーザなどの「半導体発光素子」には未来がある。たとえば「白色LED」の効率がもっと高くなれば、サッカースタジアムの照明にも使われることになるだろう。また、「黄色半導体レーザ」が実現すれば肌色のきれいな高精細ディスプレイが実現するだろう。研究室では、この「光る半導体」を極低温(-270℃)に冷却した極限状態で分析。その結果にもとづいてLEDやレーザの新しい構造を提案している。

キーワード

  • LED(発光ダイオード)
  • レーザ
  • 半導体

研究紹介

RESEARCH

窒化物半導体の光物性

非極性GaN基板上InGaN量子井戸の偏光特性

教員紹介

TEACHERS

山口敦史  教授・理学博士

愛知県岡崎北高校出身

略歴

東京大学理学部物理学科卒。同大学大学院理学系研究科(物理学専攻)博士課程修了。1991~1993年、ERATO榊量子波プロジェクト研究員。1993年、NECに入社。同社基礎研究所主任を経て、2001~2003年、光・無線デバイス研究所主任研究員(青色LDチームリーダー)。2003年、NECを退社し、稲盛財団学術部部長、ERATO上田マクロ量子制御プロジェクト技術参事を経て、2006年本学教授就任。

専門分野

専門:光物性、価電子帯、窒化物半導体、半導体レーザ

学生へのメッセージ

私は高校時代に宇宙や素粒子の物理の世界に憧れ、大学では物理学科に進みましたが、そこでの勉強で半導体の面白さに気づき、半導体物理の研究室に入りました。その後はずっとLEDやレーザの材料となる「光る半導体」の研究を続けています。LEDもレーザも様々な製品に使われていますが、その動作には「量子力学」という不思議な物理が関係しています。私は半導体の中での電子の動きを量子力学によって理解し、新しい素子のアイデアを出すような研究をしてます。そのために、半導体を極低温(マイナス270℃)に冷やしたり、1ピコ秒(1兆分の1秒)のパルス光を半導体に当てたり、極限的な実験を行って楽しんでいます。趣味は、サッカー観戦(ガンバ大阪ファン)、現代美術の作品鑑賞(知識は全くない)、JR運賃体系の研究です。好きな言葉は「はじまりはいつも今」。何もあきらめることはありません。いつからだって何でも始められますよ。

担当科目

工学基礎  技術者基礎  プロジェクトデザインⅢ(山口敦史研究室)  光・電子デバイス工学  専門ゼミ(電気電子工学科)  光・電子デバイス工学研究(山口敦史)  量子力学特論  コーオププログラム(電気電子工学専攻)  コーオププロジェクト(電気電子工学専攻)  

オリジナルコンテンツ

ORIGINAL CONTENTS

オリジナルコンテンツはありません。