建築学部 建築学科

下川雄一 研究室

SHIMOKAWA Yuichi
LABORATORY

BIMや空間情報技術を活用し、より良い建築デザイン環境の創造に挑戦

研究室のポリシーは、目的に応じた空間情報技術を柔軟に活用できる建築設計者を育てること。建築設計や空間デザインに実践的に取り組む中で新しい情報技術活用の価値発見に取り組む。最近では、BIM(3次元モデル+建築情報)技術、臨場感の高い空間評価が可能なVR/AR技術、Visual Programmingによるシミュレーション技術等の応用を基本テーマとしている。

キーワード

  • 空間デザイン
  • 空間情報技術
  • BIM
  • ITを活かしたものづくり

研究紹介

RESEARCH

研究フレーム1:建築空間の幾何的な見え方分析手法

研究内容

【研究事例】
・BIMデータを用いた建築空間の視界幾何特性分析手法の開発研究 (2019博論)
・自己組織化マップを用いた場所毎の視界幾何特性類型化手法の提案 (2019修論)
・自己組織化マップを用いた場所毎の視界幾何特性類型化-複数建築を対象とした横断的分析- (2019卒論)
・視界幾何特性分析のための視領域単位細分化手法の提案 (日本建築学会計画系論文集2019.11)
・フィボナッチ格子による視線ベクトル配列を用いた建築空間の視界幾何特性分析ツールの開発 (日本建築学会計画系論文集2018.8)
・建築作品の比較による見えの大きさ情報の指標化-視界幾何特性分析ツールの有効活用に向けて- (2018卒論)
・STUDY ON REPRESENTING APPARENT SIZE OF ARCHITECTURAL 3D MODELS USING SPHERICAL GEOMETRY (2017アジア図学会議)
・見えの大きさと視距離を用いた建築空間の分類手法に関する研究 (2017卒論)
・3次元建築モデルを用いた建築空間の視対象特性と視認距離特性の評価手法に関する研究 (2016卒論)

研究フレーム2:VRによる空間理解促進

研究内容

【研究事例】
・VR建築教材の利用における注視特性の分析手法 (2020修論)
・没入型VRリモートコミュニケーションの活用性-設計ミーティングの実践と分析を通して- (2020卒論)
・VRリモートコミュニケーションの活用性-小学生向けワークショップの実践を通して- (2020卒論)
・地域PRを目的としたVRコンテンツの実態把握-360度動画を中心として- (2020卒論)
・ARによるクリーンセンター設備学習教材の開発とその効果 (2019卒論)
・画像・音声情報付きVR建築教材の効果に関する研究:幼稚園建築を事例に (2019卒論)
・木造軸組学習用VR教材の作成に関する研究:白の家を事例として (2019卒論)
・建築学習用VR教材の利用方法と効果に関する研究:幼稚園建築とゲストハウス建築を事例に (2018卒論)
・ウェアラブルARによる都市空間情報の可視化手法に関する研究-小松駅前広場を事例として (2017卒論)
・VRモデルを用いた建築作品教材作成に関する研究:空間特性の把握度合いの比較評価 (2017卒論)
・ARによる屋外構築物の設置シミュレーションに関する基礎的研究 (2016卒論)
・BIMと連携したVR技術の実用性検証:HMDを用いた設計案評価 (2015卒論)

研究フレーム3:ARによる空間情報理解促進

研究内容

【研究事例】
・ARによるクリーンセンター設備学習教材の開発とその効果 (2019卒論)
・ウェアラブルARによる都市空間情報の可視化手法に関する研究-小松駅前広場を事例として (2017卒論)
・ARによる屋外構築物の設置シミュレーションに関する基礎的研究 (2016卒論)

研究フレーム4:建築LCMのためのBIM活用

研究内容

【研究事例】
・維持管理高度化のためのBIMデータ作成と属性情報の管理手法に関する研究 (2020卒論/株式会社阪神高速技術との共同研究)
・維持管理高度化のための精緻なBIMデータ作成手法に関する研究 (2018卒論/株式会社阪神高速技術との共同研究)

卒業設計(4年生)・修士設計(大学院)

研究内容

研究室では、研究だけではなく、卒業設計(4年生)や修士設計(大学院)として建築デザインのプロジェクトにも積極的に取り組んでもらっています。研究はある特定の領域に関する新たな知見を得ることが目的であるのに対して、設計は特定のテーマに基づいてあるべき建築の姿を提案することが目的です。テーマ設定、調査・分析、コンセプト立案を経て、試行錯誤を繰り返しながら新たな建築の姿を生み出す活動を通して総合力を身に付けていきます。また、その中でコンピュテーショナルな技術の活用も大きなテーマとなります。

【画像】
平成29年度修士設計作品:中川桂佑「Mixed Factors' Scape -木の国に根付く庁舎の提案-」
テーマ:多目的遺伝的アルゴリズムを用いてプランニング、熱・光・風の環境性能、形態を総合的に最適解を導くアプローチで庁舎の設計を行った。

教員紹介

TEACHERS

下川雄一  教授・博士(工学)

福岡県八女高校出身

略歴

熊本大学工学部建築学科卒。同大学大学院工学研究科修士課程(建築学)修了、同大学大学院自然科学研究科博士課程修了。1998年本学助手就任。講師・助教授を経て、2007年准教授。2016年教授。

専門分野

専門:建築計画、建築情報
論文・著書:「整合操作に着目した企画設計支援システムの開発研究」(学位論文)、共著書として「建築を拓く~建築・都市・環境を学ぶ次世代オリエンテーション」、最近の論文として「レーザー計測に基づいた伝統木造建築物のCADデータ作成手法」など
受賞:地域活性化プロジェクト「金澤月見光路」で北陸建築文化賞、グッドデザイン賞を受賞(共同)
その他専門情報:日本建築学会3次元設計教育小委員会、私学情報教育協会建築教育FD/IT活用研究委員会委員、照明学会会員ほか

横顔

建築系のアカデミックサークルであるCUBE(建築デザイン+CAD・CG)、Toiro(照明デザイン+ものづくり)、インサー(家具デザイン)等のお世話をしています。興味があればいつでも声をかけてください。

趣味

家具作り、読書、写真、映画など。

近況

地域活性化活動として「金澤月見光路」や「能登町交流フェスタ」に参加し、あかりオブジェのデザインを学生達と毎年やってます。建築・家具・オブジェ等の造形デザイン全般に興味があり、特にデジタルツールを用いた造形や形状分析技術、意匠・環境・構造の分野横断的なコラボレーション技術(BIM)の研究等を進行中。

オリジナルコンテンツ

ORIGINAL CONTENTS