情報デザイン学部 経営情報学科

齋藤正史 研究室

SAITO Masashi
LABORATORY

ITを活用してスマートな社会をデザイン、イノベーションを創出しよう

IT技術を活用して、安全・安心、快適・便利な生活の実現方法を探求しています。IoT(モノのインターネット)と呼ばれる、多数のセンサーにより計測されたデータを収集、分析、活用することで、データによる課題解決の仮説を実証します。解決方法(アルゴリズム)の考案、データを元にしたコンピュータ上での再現、実システム構築を通して、主に交通、エネルギー、スマートコミュニティ分野の高度化を目指しています。

キーワード

  • 高度交通システム
  • スマートコミュニティ
  • エネルギーマネジメント
  • モノのインターネット(IoT)
  • オープンイノベーション

研究紹介

RESEARCH

これまでの卒業研究

研究内容

2021年度
・季節・天候・勾配を考慮したEV使用消費電力量推定方式の研究
・地域特化型グルメサイトの開発
・影の影響を考慮した太陽光パネルの最適配置方法に関する研究
・バーチャルツアーによるWEB内見に関する研究
・3D建物情報モデルを用いた室内環境の視覚化と分析
・工大学生のためのポートフォリオ自動生成の研究
2020年度
・IoTデータの見える化UIに関する研究
・ドライバー特性によるEV消費電力の分析と評価
・気象情報を考慮した太陽光発電の発電量予測モデルの構築
2019年度
・学生の自己成長支援システム改善に関する研究(修士研究)
・エネルギーIoTデータ収集システムの構築
・エネルギー地産地消に向けたIoTデータの見える化に関する研究
・デマンド配車に向けた電気自動車の電費に関する研究
・エネルギー地産地消に向けたデータ共有・分析システムの構築
・気象による太陽光パネル発電量の影響に関する研究
・バイオマス発電機活用に向けた室内外データ収集システムの構築
・こまつ元気ロードのバリアフリーに関する調査・研究

2018年度
・統合情報管理を行うスケジュールアプリケーションの開発
・エネルギー量に基づく電気自動車デマンド配車方式の研究
・車両移動データの自動変換方式の開発
・BIMによるエネルギー見える化に関する研究
・空間統計データを用いた車両走行データ推定方式の検証
・電気自動車バッテリーを用いたエネルギー平準化に関する研究
・プログラミング教育における学生向け学習支援システムの開発
・最大電力追従制御適用によるソーラパネルの効率的配置方法

2017年度
・空間統計データを用いた車両走行データ推定方式の提案
・交通センサスによる車両移動データ自動変換の構築
・交通シミュレータを用いた移動行動誤差縮小方式の提案
・日射量に基づくソーラーパネルの効率的な配置方法の提案
・ビル住環境を維持するためのエネルギー量の推定
・シミュレータを用いた金沢工業大学ライブラリーセンターの災害時における安全性評価
・ボットを使った学生の成長支援システムの開発
・学生ポータルのログイン時における安全な認証方法の提案
・スマートフォン版学生ポータルの開発

2016年度
・大型商店による人の流れの変化に関する研究
・ゲーミフィケーションによる傘振り機利用者の向上
・マラソンにおけるセンサー情報の分析による記録向上
・交通センサスデータの分析による車両移動データの構築
・センサーネットワークによる屋内ランニング利便性向上に関する研究
・バスケットボールセンサーの分析によるシュート確率向上
・自動運転のための周辺環境情報の構築

学生の学会発表

研究内容

2021年 3月18日 情報処理学会第82回全国大会 「EV向け太陽光発電余剰電力活用シミュレータの開発」 福田 瑛次
2021年 3月18日 情報処理学会第82回全国大会 「EVの充放電システムにおけるエネルギー管理の一検討」奈部 和也 
2020年 3月 7日 情報処理学会第82回全国大会 「エネルギIoTデータ収集システムの構築(1)」 板尾 好貴
2020年 3月 7日 情報処理学会第82回全国大会 「エネルギIoTデータ収集システムの構築(2)」 福田 瑛次
2020年 3月 7日 情報処理学会第82回全国大会 「エネルギIoTデータ収集システムの構築(3)」 奈部 和也
2020年 3月 5日 情報処理学会第82回全国大会 「学生の自己成長支援システム改善に関する研究」 館 純恵
2019年 8月31日 電気・情報関係学会北陸支部連合大会 「エネルギーマネージメント実証実験(4) エネルギー量を考慮したデマンド配車システムの位置提案」  木幡 洋希
2019年 8月31日 電気・情報関係学会北陸支部連合大会 「エネルギーマネージメント実証実験(5) エネルギーIoTデータ収集システムの構築」  板尾 好貴
2019年 8月31日 電気・情報関係学会北陸支部連合大会 「エネルギーマネージメント実証実験(6) デマンド配車・エネルギー移送に向けた電気自動車データ収集システムの構築」  福田 瑛次
2019年 3月16日 情報処理学会第81回全国大会 「学生の成長支援システムに関する研究」 館 純恵
2019年 2月28日 情報処理学会 高度交通システムとスマートコミュニティ研究会 「空間統計データを用いた車両走行推定方式の検証」 濱出 かほり

教員紹介

TEACHERS

齋藤正史  教授・博士(情報科学)

略歴

1978年
3月
神奈川県立湘南高等学校 卒業

1983年
3月
東京工業大学 工学部 情報工学科 卒業

1983年
4月
三菱電機株式会社 情報電子研究所情報システム開発部 

1992年
8月
コーネル大学 コンピュータサイエンス学科 修士課程 修了

1995年
2月
三菱電機株式会社 エンジニアリングコンピュータ開発部 主事 

1998年
10月
三菱電機株式会社 通信システム部 チームリーダ 

2006年
3月
大阪大学大学院 情報科学研究科 情報ネットワーク学専攻 博士後期課程 修了

2013年
4月
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所 主管技師長 

2015年
4月
金沢工業大学 情報フロンティア学部 情報フロンティア系 経営情報学科 教授 

専門分野

専門:IoT、スマートコミュニティ、高度交通システム

学生へのメッセージ

企業の研究所にて個人向けのコンピュータの開発に携わり、複数のコンピュータを用いた分散処理に興味をもち研究開発を行ってきました。約6年間のアメリカ生活も含め、コンピュータと通信の高速化と一般化の波に乗って仕事自体は少しづつ変化し、システムやインフラをITでスマートにしていくことがライフワークとなっています。変化の激しい時代、学生の皆さんと新しい良い波を探すだけでなく、うまく乗って行きたいと思います。現在のメインの研究領域は交通システムとエネルギーシステムのスマート化です。
金沢では、夏はヨット、春・秋は自転車、冬はスノーボードと季節ごとに自然を楽しんでいます。雨降りの時には、Jazzを聴きながら読書三昧です。

担当科目

Webデザイン  データベースマネジメント  アルゴリズムとデータ構造  進路セミナーⅠ  プロジェクトデザインⅢ(齋藤正史研究室)  システム思考  先進プログラミング応用  専門ゼミ(経営情報学科)  進路セミナーⅡ  ITビジネス統合特論  ネットビジネス研究(齋藤正史)  分散コンピューティング特論1  経営情報システム特論  社会環境システム特論  

オリジナルコンテンツ

ORIGINAL CONTENTS