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大学院機械工学専攻博士前期課程2年 南出武尊さん。
KIT金沢工業大学の独自の教育カリキュラム「プロジェクトデザイン」で学びの楽しさを知り、将来の道につながるきっかけをつかんだ南出武尊さん。仲間とヒートシンクの製作に取り組んで加工の世界に興味を持ち、工作機械から切削工具へと魅かれていきました。現在大学院で取り組んでいるのは、プラスチック製品をつくる金型の加工に関する研究です。難削材の高精度・高効率加工をめざしているもので、ものづくりを支えるやりがいのあるテーマだと話します。今夏には、研究成果を海外で発表。
大きな刺激となり一層研究に励む毎日を送る南出さんをご紹介します。



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大学院機械工学専攻博士前期課程2年 南出武尊さん。
KIT金沢工業大学の独自の教育カリキュラム「プロジェクトデザイン」で学びの楽しさを知り、将来の道につながるきっかけをつかんだ南出武尊さん。仲間とヒートシンクの製作に取り組んで加工の世界に興味を持ち、工作機械から切削工具へと魅かれていきました。現在大学院で取り組んでいるのは、プラスチック製品をつくる金型の加工に関する研究です。難削材の高精度・高効率加工をめざしているもので、ものづくりを支えるやりがいのあるテーマだと話します。今夏には、研究成果を海外で発表。
大きな刺激となり一層研究に励む毎日を送る南出さんをご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程2年 陸田駿弥さん(2025年9月修了)。
9月、金沢工業大学で学位記授与式が行われました。晴れの日を迎えた一人に、大学院2年の陸田駿弥さんの姿がありました。陸田さんは、KITが掲げる3.5年で学部を卒業できる早期卒業制度の第一期生です。広島県からKIT情報工学科へ。大学院進学後もさまざまな挑戦を続けました。「ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ」の派遣生選考に合格し、ポーランドの企業での長期研修の経験もその一つです。
やりたいことが出来た学生時代だったと振り返る陸田さんをご紹介します。
環境土木工学科4年 土屋萌々花さん。
トンネルや橋など土木構造物に興味をもち、岐阜県からKIT金沢工業大学に進学を決めた土屋萌々花さん。現在、環境にやさしい建材の開発に取り組む花岡研究室で、学びの集大成として研究しているテーマは、次世代コンクリートの開発です。資源が豊富で環境負荷の少ない火山ガラス微粉末に注目した研究を進めています。一方、1年次から学生の課外活動を支える学友会活動に参加。今年度は、副会長として地域連携行事にも積極的に関わっています。
多くの人に頼られる技術者になりたいと話す土屋さん。研究も課外も熱心に取り組む姿をご紹介します。
生命・応用バイオ学科3年 Amanda Rosario Josephine Gabriella Anribariさん。
この夏、国連の中核的な機関「国連開発計画」(UNDP)が主催する次世代リーダーを育成するプログラム「UNDP Student Ambassador」に、KIT金沢工業大学の学生3人が選ばれました。学生団体「SDGs Global Youth Innovators」に所属する学生たちです。その中の一人、生命・応用バイオ学科3年のアマンダ アンリバリさんは、1年次からSDGsに関するさまざまな活動に参加。この9月には開発段階から携わるSDGsカードゲーム「クロス」のネパール版を通じて現地の若者たちと交流しました。彼女の積極性は課外だけではありません。研究室体験プログラムを活用してがん細胞の増殖を抑える研究にも取り組んでいます。
好きなことに挑戦しながら将来は母国インドネシアの支えになれたらと話すアマンダさんをご紹介します。
電気電子工学科4年 森田聖梨さん。
彼女が大学で電気電子を学ぶきっかけは、雷。怖くて大嫌いな雷について深く知ることで、人々の生活を守ることができたらと考えました。KIT進学後2年次からは、課外プロジェクトとして発足した電気現象探究会に参加。電気についての知識を授業以外でも深めていきました。念願の大澤研究室で取り組んでいる学びの集大成の研究は、地球環境にやさしい高電圧絶縁技術の開発についてです。
将来は、海外でも通用するガス絶縁開閉装置の設計開発に関わりたいと目を輝かせる森田さんをご紹介します。
ロボティクス学科4年 田中航平さん。
7月、大阪・関西万博EXPOメッセで開催されたWorld Robot Summit。その中心的なコンテストであるフューチャーコンビニエンスストアチャレンジに、KIT金沢工業大学 出村研究室の学生たちが出場しました。これは、ロボット技術で未来のコンビニエンスストア実現をめざした競技会です。2024年の大会で世界の頂点に立ったチーム「Happy Robot」ですが、今年は電装系のトラブルが何度も彼らを襲い悔しい結果となりました。
ハード班リーダー 田中航平さんのインタビューで今年の戦いを振り返ります。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 森本 潤さん。
車のエンジンの重要なパーツの一つであるシリンダー。より高性能なシリンダーをつくる工作機械の開発に取り組んでいる学生がいます。KIT金沢工業大学大学院2年の森本 潤さんです。森本さんは加工時にシリンダーの真円度が低下しないよう工具の先端が制御可能な主軸を開発。その高精度化をめざして企業の技術者と実験に取り組むなど貴重な経験を積み重ねています。また、研究成果を発表した精密工学会ではベストプレゼンテーション賞と、高い評価も得ています。
将来は、工作機械メーカーのニーズに対応した技術開発に力を注ぎたいと話す森本さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程1年 豊岡恵梨果さん。
子供のころから宇宙に興味を抱き、大学でものづくりを通して宇宙に関わりたいとKITに進学した豊岡恵梨果さん。学部1年次から夢考房人工衛星開発プロジェクトに参加。3年次には衛星設計コンテストに出場し、土星の衛星を探査する人工衛星の設計に仲間と挑み、高い評価を得ました。現在、森吉研究室では、大気圏突入カプセルの空気の乱れを可視化する技術開発をテーマに取り組んでいます。
数か月間、企業の社員となって専門業務にあたるコーオプ教育プログラムでも人工衛星のシステム設計に携わるなど、夢に向かって研究でも課外活動でも貴重な経験を重ねている豊岡さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程1年 坂崎大氣さん。
7月、大阪・関西万博EXPOメッセで国際的なロボット複合イベント「World Robot Summit」が開催されました。その中心となるコンテスト、フューチャーコンビニエンスストアチャレンジに、KIT金沢工業大学ロボティクス学科 出村研究室のチームが出場しました。これは、ロボット技術により商品の陳列や廃棄品の入れ替えなどの業務に関する従業員の負担を軽減し、あらたな顧客サービスを提供する未来のコンビニエンスストア実現を目的とした競技会です。昨年の大会では、圧倒的な成績で優勝を飾ったチーム「Happy Robot」。今年は、大学院1年 坂崎大氣さんをチームリーダーにさらに進化させたロボットで大会に挑みました。しかし電装系のトラブルが何度もチームを襲い・・・。
大会会場で日々変わるロボットの状況にチーム一丸となって向き合う様子を、坂崎さんのインタビューとともにご紹介します。
大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 金澤真太郎さん。
化学に興味をもち新潟県からKIT金沢工業大学に進学した金澤真太郎さん。学びの中で無機分析への関心が強くなったと言います。鈴木保任研究室で学部時代から取り組む研究テーマは、流れ分析法によるアルミニウム定量法の開発です。酸性雨などによって河川の堆積物に含まれるアルミニウムが溶け出し、自然界に大きな影響がでることに注目。研究室が開発した小型で簡便な操作で高精度な分析ができる装置を使い環境保全をめざします。研究成果を学会で発表、高い評価を得ている金澤さん。
将来は、海外で活躍できる人材になりたいと話す金澤さんをご紹介します。
航空宇宙工学科4年 永井健仁さん。
飛行機に憧れをもち、大学で飛行機について学んでみたいと香川県からKIT金沢工業大学に進学した永井建仁さんが、この春、「ISTAT」奨学生に選ばれました。ISTATとはアメリカに拠点を置く航空系の団体で、航空機メーカーやエアラインなど世界の空を支える様々な企業が参画しています。今回、世界59名の学生の一人として名を連ねた永井さん。1年次から参加する夢考房人力飛行機プロジェクトでのリーダーシップも高く評価されました。
永井さんが中心となってゼロから設計に挑戦した通常翼機が先ごろはじめて組み立てられた様子など夢考房活動での取り組みをインタビューとともにご紹介します。
ロボティクス学科3年 滝澤正美さん。
今年も「NHK学生ロボコン」が開催され、日本代表の座をかけて全国から厳しい審査をクリアした20チームが出場しました。KIT金沢工業大学夢考房ロボットプロジェクト「Team_Robocon」は、12年連続の出場。今年チームを率いたのは、3年 滝澤正美さんです。毎年新しいルールで行われるロボコンの今年のテーマは、ロボットバスケットボール。滝澤さんたちは、機械学習を初めて導入し、ドリブル、パス、シュートと完成度を高めたロボットで予選2試合に臨みました。見事な3ポイントシュートも決めましたが…。
再びの栄光を信じ、ロボコンの舞台に立った貴重な経験をしっかりと後輩たちに伝えたいと話す滝澤さんを、試合の様子とともにご紹介します。


